2008/11/05

源氏物語1000年によせて

 横浜美術館に開館前の早い時間についたのは大正解だった。Yokohmam

 展示期間の終了も翌日となった日曜日、美術館前は長蛇の列となり、入場制限が行われたほどだった。

 「源氏物語の1000年」というタイトルをよく考えもせずに出かけたけれど、「1000年前の源氏物語」のことではなくて、源氏物語が1000年をどのように歩んできたのかという美術展だったと言っていいと思う。

 美しい屏風絵を始めとして、絵巻や写本、さらには婚礼調度の挟箱、そして江戸時代や現代の作品まで。

 本当に長い間愛され続けてきた作品であることを示していた。

  Books今回はあらためて少し本も読んでいったのだけれど

 一条天皇を中心に描かれた「源氏物語の時代」では、中宮定子の魅力を感じた。のっぴきならないようなさまざまな駆け引きや、紙一重のような生と死のはざまで生きた平安貴族の日々は、ある意味小説以上にドラマチックである。

 そのためか、「源氏に愛された女たち」を読んでいる時に、物語と事実が錯綜してくるような感におそわれながら、この物語が本当に宮廷という雅な世界を舞台にしていたのだと実感していった。

 江戸時代には儒教のもとで、また近代の戦争にかりたてられる世においても「源氏物語」がその甘美さゆえに冷遇されたというのは無理からぬことかもしれない。

 でも「千年目の源氏物語」にあったように、当時の「いろごのみ」は今日の「好色」的なことをさすわけではなく、もっと風情ある、優雅なものであったというのはよくわかる。

 和歌にしても、・・・恋文なのである。文化の源流ともいえるのだろう。

 紫式部と清少納言はなにかと比較されるし、どちらかというと清少納言の「エッセイ」の方が読みやすさとわかりやすさがある気もするけれど、一条天皇の言葉を借りるまでもなく、紫式部の学問と教養、そして作家としての構成力はすばらしい。宮仕えで養われた眼とはいえ、あれほど多様な女性たちの魅力を書きわけ、絡ませ、編み込んでいく技量は、まさに1000年を生き抜く、並外れたものだったのだと思う。

 学生時代、古典の講義で朗読コンテストがあったときに選んだのは、源氏物語の「御法みのりの巻」だった。紫の上が、光源氏と明石の中宮に看取られながらはかなく消えていく場面。印象の強さで暗誦したけれど、もし今ゆっくり読めるのならば違う場面を選ぶような気 がする。

 明石の君の奥ゆかしさもすてきだし、やはり源氏が愛し続けた藤壺は美しい。Genji_2

 以前にも記事にしたことのある、トールペイントで描いた源氏物語。季節はずれだけれど、藤壺を偲んでまたちょっと玄関先に飾ってみることにしよMinatomiraiう。

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  不勉強なまま、勢いで書いてしまいました。
  もしかして、いいかげんかも。(-_-;)

 横浜美術館のあとは、みなとみらいのランドマークでランチ。
開港150年の横浜も、とっても魅力的でしたよ!

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2008/10/26

読書の楽しさ 林真理子講演

「静岡県読書推進フォーラム」という催しに出かけていった。

 基本的にミーハーなわたしのおめあては・・・

林真理子さんの講演である。演題は「読書の楽しさ、大切さ」。
うふ。楽しかった。happy02

 まずは「生物と無生物の間」の著者、福岡伸一さんとの対談の様子から始まる。
ちょうど5月に悪戦苦闘しながらその本を読んでいたこともあって

「科学オンチでも・・・最高の知にふれる喜び」という林さんの言葉に深く共感。その後、最近の福岡さんの著書から、男性というものが「ぱしり」であることなどを嬉しそうに語られた。

 さらに、ご自身の生い立ちや御両親のことについてもユーモラスに紹介してくださり、お母様が鈴木三重吉に「第二の樋口一葉」と称されたことなどにもふれられる。

 樋口一葉の両親の出身が林さんの出身地山梨市の隣町だったそうなのだ。論が一葉だったこともあって、どこか親近感。旺文社の赤尾好夫氏が御両親を引き合わせたというのも面白い。お母様は結婚後いろいろ苦労されたらしい。

「ドラマのある家庭で良かったと思っています。意地悪く、人の気持ちを裏読みする資質が育ちました。」
「あなたは、本当にだらしなくて相当ひどいのよ、とよく母に言われて・・・。」
「就職のころの不採用通知は40通を超えました。面接で座らせてさえもらえなかったこともあります。人工植毛のクリニックで、髪の薄い方の後頭部を見ながら3年半仕事をしていましたの。」

などなど続く林さんの自虐ネタに、会場もゆる~い感じの笑いの中へ。coldsweats01

 そんな、上池袋2丁目時代の若き林さんの至福のひとときは、

貸し本屋で借りた本を、今川焼き片手に読むときだったそうだ

今でも紅茶を飲みながら、あるいはbullettrainで柿の種を食べながら本を読むのが最高だという。うん、柿の種よりチョコレートがいいけれど、ちょっとわかる感じ。

 現在は源氏物語のお仕事で勉強中だそうである。高校のころは古典文法もわけがわからず、古典は「3」だった、原文を読んだのは今回が初めて、とおっしゃりながら、六条御息所のおかげでおもしろいというわたしにとっては驚きの持論を展開された。友達が源氏物語を読んでいることもあって、源氏への関心も再燃かな。

 読書の喜びを

「急降下していくスピードを知った幸せ」と表現された。なるほどね。

御実家が本屋さんでもある林さんからみると、昔の人はよく本を買って読んでいたという。小さな本屋さんを生き残らせるために、たとえば「石田衣良の店」などと特約をして、たまに石田さんが本にはたきをかけたりしたらどうか、なんてアイディアも披露してくれた。いいかも。(^_-)-☆

 前日は小4になるお子さんの面談もあったとか。本も読まなくて、勉強もできなくて、と嘆いていらしたけど、担任の先生もさぞ緊張することだろう。急いで帰って夕ご飯の支度をしないと夫がうるさくて、なんて言いながら、拍手喝采の中会場をあとにされた。

 決して毒舌的な嫌味もなくて、ほどほどに肩の力をぬきながら、、リラックスムードの講演だった。「あたくし」という一人称と、たまに出る「ケッ!」とか「ムカムカする」なんていう言葉のミスマッチも面白くて、なんだか講演というより、一緒にお茶してる気分の1時間半だった。

 あったかいけど、秋到来。さて、何の本を読むことにしようかな。
あ、やっぱり、・・・林真理子?

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昨日まで読んでいたのは、kuraさんおすすめの 「宇宙への秘密の鍵」児童書)。まさに、急降下していくスピードの中、科学の知にもふれられる素晴らしい本でしたよ!

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2008/09/13

読書新聞に3冊のセレクト

 夏休みの終わり、読んだ本を新聞にする学習のため、見本(らしきもの)を作った。

 レイアウトを考えると、紹介する本は3冊。book

トップには「赤毛のアン」をもってくることにした。出版100周年で注目の一冊。

 図書室で子どもたちが読めそうなものを借りて読み直してみると、・・・とっても懐かしい気がした。アンの青いワンピースや、いろいろな事件や、周囲の人々・・・。

たぶん、この本を読んだのは小学生のころだったと思う。アンの年齢に近かった自分が、もうはるか大人の年になって、むしろマシューたちに近い気持ちでアンを楽しんでいることを感じたのが、なんだか面白かった。

子どもたちもアンと友達になってほしくて、クイズをつけてみた。たとえば、
Q. アンと仲良しになった女の子の名前は?
Q. 大人になったアンは、何になったのでしょう?
      本を手にとって、確かめてくれるといいな。

 2冊目は、学校の必読書のリストの中の一冊でもある、
シャーロットのおくりもの」。

去年映画化されたものを観ていた子もいた。シャーロットって、蜘蛛の名前なんだよ、と言うと、ちょっとびっくりしていた。こぶたの絵がかわいいとほめられた。pig

この本では、これを読むと蜘蛛や生き物への見方が変わります、と付け加えて、以前記事にした、フロントガラスにはった蜘蛛の巣の話を披露。

字が細かくて、読むのは大変そうだけど、なんとか引き込まれてほしい。

  3冊目は、今年の中学年の課題図書でもある、
今日からは、あなたの盲導犬」。

Eho 総合的な学習では福祉がテーマとなっているので、ぜひ読んでほしい一冊である。来月始めには、盲導犬センターへ見学に行くことも決まり、そのための事前学習にも使っていきたいと思っている本だ。

この本には、びっくりニュースとして、表紙にも映っている大石さんという女性が、近隣の御出身であるということを話題にした。(nanaco-bookwormさんから教えていただいたこと)←この記事、御一読くださいね。

できた新聞を、いつも頼りにしている学校司書の先生に見せたら、なんと、大石さんはこちらでもコンサートを開いていたということが判明。当時は、アンちゃんというアイメイトを連れてきていたらしい。そこからいろいろ話が広がり、各方面御尽力いただいて、なんと、秋に学校に来ていただくことが実現した。shine

子どもたちは、本から飛び出てきたようなセロシアに、そして大石さんのソプラノの歌声にどんな思いをいだくのだろう。とても、とても楽しみである。

 暑さも少しずつやわらいで、時折秋の気配が感じられる。出来上がった読書新聞を読み合って、新たなお気に入りの一冊を見つけてほしいな、と思っている。

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今週は長かった・・・(+_+)。わたしも同僚も、木曜日が金曜日に感じて困っていました。
夏の疲れが出る頃でしょうか?みなさま、おかわりありませんか。

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2008/08/29

おいしくいただく食事のお話

 この夏は、「食」についてあれこれ思うことも多かった。Katatumuri_2

そのいくつかを、書きとめておきたいと思う。

 話題の食堂かたつむりを読んだのは今月のはじめだった。

展開がかなり唐突な感じもあったので、小説としての評価が分かれているのはよくわかるけれど、食材を慈しむように料理していくところの描写はとてもすてきだと思う。

心をこめて料理されたものを、ゆっくりと美味しくいただく幸せ。

 願いが叶うとか、恋が叶うとか、・・・たしかに食事にはそんな力があるのかもしれないという気がしてくる。「食堂」という言葉のせいか、以前見た「かもめ食堂」の映像がだぶってきて、ゆったりとキッチンに立ってみたい気持ちにさせられる。

 とはいえ、夏場は食欲もないうえ、美味しいお料理を作る腕もないので、心をこめた?だけでその気になっていたのだが・・・。coldsweats01

 そうそう、お気に入りの食堂もできた。

夏休みならではの、同僚たちとのランチタイム。男性の方たちと行った(逆に言えばいつもは行かない)食堂が、妙に気に入ってしまった。

 おそば、ラーメン、定食(魚、肉)、コロッケ、餃子、・・・なんでも美味しい。もちろん安い。壁には昔懐かしい大村崑さんのオロナミンCの看板があって、その隅っこには星飛雄馬が描かれているというレトロさ。

 まさに、なつかしの大衆食堂である。

 夫に話したら、翌日、息子と二人で出かけた。
別の日、外で夕食をすませなくてはならなくて、わたしと娘が行った。
香港からの帰宅時には、美味しいおそばや魚が食べたくなって、家族で寄った。

お店の奥さんがわたしを覚えていてくださって、声をかけてくれたのが嬉しかった。(珍しい客層なのかも?) おいしさとあったかさが好きで、たぶん、また行ってしまうだろう。happy02

 それから・・・、思い出すのが7月の末。友達が誘ってくれて、とっても料理上手な奥様(←という言葉は似合わないナチュラルかつ芸術的な方なんだけど)のお宅での食事会にお邪魔させていただいた。

 野菜主体のイタリアンテイストのお料理はワインに良く合ったし、都心のデパ地下の人気のお惣菜のようなお料理 …あ~、陳腐な表現(-_-;)・・・ はどれも美味で、ほぼ初対面の皆様の中で、夜が更けるまで愉しませていただいた。

 集まったのは、それぞれ才能豊かな女性達で、さながら魅力あふれる魔女たちの晩餐の様相を呈していた。(わたしは観客側ですが) お料理も、なんだか魔法のようだったし。wink

 お料理じょうず、もてなしじょうずに、つのる憧れ・・・。heart02

  その一方で・・・

 娘が、家庭科のレポート作成のために読んでいた本の中の一冊は、食品の裏側。食品添加物に関する本だった。衝撃的でもあり、考えさせられることも多い。なるべく加工度の低い食品を使って調理したいという気持ちになる。

 もう、2学期が始まっている。
また慌しい日々になるけれど、「食事」、大切にしていきたいな。この夏のいろいろな思いを生かしながら。

にほんブログ村 家族ブログへ 記事にはしませんでしたが、授業研のこと、学習指導要領のこと、などなど・・・どっぷり研修三昧の夏でもありました。新しく始まる「食育」の本も研修図書に入れました。

  「食」、生きていく体と心のために、とっても大切なものですね。

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2008/08/20

一通のメールとマザーハウス

 Cimg3215_3
(「教え子」という言葉は、平凡な教員にはどこか不遜な気がしていつもは使わないのだけれど、今回は敬愛の思いをこめて、使ってみたい。)

 新卒時代の教え子のYさんからメールが来たのは3月の末、桜の季節だった。

件名は「今日は本のご紹介」。
   
Yさんの承諾を得て、メールを紹介します(一部ですが)

 先日の 情熱大陸 を見ていたら ベンチャーの社長さんが出ていました。
アジア最貧国のバングラデシュでバックを作る会社を 25歳で起業した女性です。
この人 ちっちゃい体ですごいなーと思い、入谷の彼女のお店を覗いてきました。
 前日に会社の友達が訪れて 本を購入していたので
 (図書館は十人以上待ちだとか。『裸でも生きる』 山口絵里子 講談社)
 友達に借りました。 すごいなぁこの人のパワーは と思うこと 再び。
 
  国が違えば貧しさだって計り知れない、
 今日食べるものに困るような 雨を凌げないような生活の人たちに
 自分の生き方に誇りをとか 環境に優しくとか 言ったところで伝わらない。
 今日死なないために必死なんですよね。
 深い根っこの部分から問題がある。

  日本に生まれていたって
 ずるさが無いと生き抜けないと思ったら 落ちるトコまで落ちる気がする。
 そうしない、良心や信じる心、誇り、 優しさだけじゃ無い心の強さを育む
 環境は、教育は、 必要なんだと感じる今日このごろ。
 
 学があるとか 教育を受けてることが 価値観の全てでは無いと
 個人的には 思っているんだけど、
 でも 心を育むための教育という環境は大きいと思った。
 もちろん 学ぶものの種類はいろいろだけれども。
 
  番組の中で、作業が遅い現地スタッフを注意せずに
 「時間に来て貰えなかったり、作業が遅かったり
 日本の何十倍も言って努力して やっと伝わるんですよ」と
 根気よく見守る彼女の仕事の信念は
 なんだか 親の愛に似ているなぁ と思いました。

このメールが来てしばらくして山口絵里子さん「裸でも生きる」を読んだ。

たくさんのレビューにあるように、山口さんの生き方、行動力は圧倒されるほどだ。

・・・そしてさらに、Yさんのメールにかえるとき、
あらためて彼女のレビューの切り口にも感動を覚えずにはCimg3219いられなかった。

 ・・・・  ・・・・・  ・・・・・・  ・・・・・  

 先日、旅行にいく前日(成田泊)に、やっと入谷に行くことができた。

文字通り手作りのお店だという、マザーハウスの第1号店がそこにある。 スタッフの方がとても親切で、お話も伺うことができた。Cimg3214

 息子がジュートの素材とデザインを気に入って、縦長型のバッグを購入。(右の写真の左側) そのままの色なので、素材感が生きているという一品。

軽いし、A4もゆったり入るので、旅行中もとても重宝した。

ずいぶん前に、広島に行ったとき、バングラディシュの民芸品Cimg3226を扱うお店でいろいろ買ってきたことがあったけれど、それとはまったく発想の違う事業である。苦労も大きいだろう。応援していきたい気持ちにもなった。

 ・・・Yさんjjschさん)、ありがとう。

「教育」とは、子どもたちの未来を準備することだと言われる。

真摯な気持ちで、しっかり取り組んでいきたいと・・・、あらためて思った夏だった。

 にほんブログ村 教育ブログへ 父の案内で、入谷の鬼子母神にも寄ってきました。
           ざくろの実がたわわに生っていました。

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2008/05/09

美しい絵 珠玉の絵本たち

大村はま「教えるということ」
市川伸一「教えて考えさせる授業」といった教育書や

香山リカrusieさんのおすすめ)
福岡伸一nanacoさんのおすすめの新書、 
さらに山口絵里子(jjschさんのおすすめ)の本など

ぱらぱらと いろいろな本を読んでみたゴールデンウィーク・・・。

   ↑これらは、また折にふれて話題にしていきたいと思うので・・・↑

 今日は、すてきだった絵本を書きとめておくことにしたい。

みどりさんが紹介してくださった2冊。
 いずれも、昨年の国内絵本のベスト10入り(別冊太陽)しているのだそう。

Kamishibai まずは、「紙しばい屋さん」。

紙しばい屋さんをやめて長い時間が経ったおじいさんが、久しぶりに山をおりて、拍子木をもつ。

そこはすっかり変わってしまった街の中。
おじいさんは大きな声をあげて昔語りを始めるけれど・・・

予想しなかった場面展開に、思わずほろっとくる。

「透明感あふれる絵で情感豊かに描く」という紹介文。
郷愁あふれるこの絵本の作者は、アメリカの方だという。

おばあさんの作ってくれた美しいお菓子を見つめる表紙の絵に、
ずっと見入ってしまった。

Usagiそして、「ビロードのうさぎ

ぼうやのお気に入りのおもちゃになって、
ずっとぼうやと楽しくすごしていたうさぎに、突然の別れがきて・・・

切なさと愛おしさで胸がいっぱいになる一冊である。

とてもたいせつなことが、優しく語りかけられる。

本当に、絵が美しい。
ぼうややうさぎの表情、物語の情景が、心をこめて描かれる。

ゆったりと、子どもたちに読んであげたい絵本だと思う。

最後に、kuraさんおすすめのBROOCH ブローチBrooch_3

薄いページをめくるたびに
透けて次の絵があらわれるすてきな本。

「溜め息と希望の絵物語」という紹介の通り
まさに絵は「清楚で柔らかい」という表現がぴったり。

が・・・

図書館で借りたこの本・・・ 英語版だった。coldsweats02

あわてて、帰るために助手席に乗っていた息子に、訳してもらったけれど(情けない)
「独特な感性で表現される」也哉子さんの言葉にははるか遠く・・・ (息子よ、失礼)

早く日本語が読みた~いと思いつつ、何度も絵をめくっているところである。

ちなみにkuraさんが紹介してくださった最後の数ページは

 「この道ははるか遠くつづく
 足りないことを数えすぎて
 満ちているいまを忘れてしまわないように
 小さな祈りを 胸にかざる」

ますます、読みたさは募るばかりなのであるDeka_2

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読書のおともはやはりcafecake

息子が帰る日、部活の終わった娘と落ち合い、
義母も一緒に家族5人でお食事のあと、珈琲喫茶へ。

ジャンボアイスコーヒー でかっ⇒がすごかった。
(オーダーした息子、お腹の調子は大丈夫だったかな?)

Long

昨日は、なんと50cm生ケーキをいただいて、
まさにジャンボづくし。
心も体も、あま~く満たされて・・・満たされすぎ?coldsweats01

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2008/02/28

「夢をかなえるゾウ」で笑って

Zou 何度か新聞広告で目にした話題の本
 「夢をかなえるゾウ」。

図書館で借りて、先日さっそく読んでみた。
忙しいときだけど、軽く楽しく読めるのでありがたい。

いわゆる自己啓発本だが、

・・・なかなか新鮮だった。

変なゾウのような神様?ガネーシャが、主人公に一つずつ課題を出していく。

笑えるやりとりと、ありがちな展開に親近感を覚えつつ、
いつの間にか自分を振り返っていたりする。

いろんな自己啓発本の情報を吟味した内容や
多くの偉人のエピソードをさりげなくいれている辺りなど、うまい構成。

漫画チック、漫才風ではあると思うけど、

不思議なことに、これまで読んだどんなこの種の本よりも、刺激をうけてしまった。

だって、

なるほど!と納得して心に強く残ったフレーズがあったばかりでなく

こういうことをしてみたい、という具体的なイメージが浮かんできたから。

この感覚は、今までない経験かも。

そこまで行かなくても、面白いからいかが?くらいはオススメできる一冊だと思う。

  (レビューの中には、著者の若さその他への疑問もあるけれど、
   わたしとしてはあまり気にならないところ。)

追記・ 出張に行く夫に、車中の一冊としてすすめてみたら、
   ものすご~~く面白くてためになると、気に入ってくれた。でしょ?shine

  ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

先日、かねてから入院していた親戚のおじさんが亡くなった。

告別式で、たった一人の孫となる青年がお別れの言葉を述べた。

彼は、つい先日大学の合格通知を受け取ったばかりだそうで、
その知らせを聞いておじさんはとても喜んでいたという。

毒舌系ではあったが、芸術家肌で
絵画や俳諧などで素晴らしい作品を数多く残したおじさんの遺影に
彼は こう語りかけた。

  「自分の信念を貫いて生きたおじいさん。
 僕も、おじいさんのように、最高の人生を送ってみせます!」

 とっても頼もしかった!

・・・息子よ、聞いたか。一つ年下の再従兄弟はとこの言葉を。(聞いてたけど)

Zo_2

←息子の部屋にあるゾウさん。
ガネーシャのように、トツゼン大阪弁で語りかけてくれないかな~。

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 ・・・というわたしこそ、・・・もう一回読み直して、
人生しっかり考えておかないと、かな?coldsweats01

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2008/01/24

めざせ?「おまじないつかい」

 入試のシーズンがやってきた。

去年の記事にも書いたとおり、入試でおそろしくあがった経験のあるわたしとしてはやはり、なんといっても、冷静に試験に臨めることが一番だと思う。

そんなときのおまじないは手に「水」という字を書いて、柏手を打つこと

 (・・・では、ありませんか??)

Photo先日、図書館の新着図書の書架に並べられていた一冊が、とてもおもしろかった。

なかがわちひろの「おまじないつかい」。

本の帯によると、

魔法つかいはやたらと気がみじかいけど、
おまじないつかいはゆっくりじっくり願い事を育てます。

ちょっとおもしろい、ゆらちゃんのお母さんと
ゆらちゃんが始める、おまじないつかいの修行。

生き物をじょうずにそだてたり、逆上がりもできるようになるのだけれど、
でも、わるいおまじないもかけてしまって・・・

楽しくて、どきどきして、優しくて、・・・親子で、もしかしたらおばあちゃんとも愉しめる1冊だと思う。

とっても気に入ってしまったので、クラスでも読み聞かせをした。
た~くさん笑って、時にし~~んとなって、とっても面白そうだった。

 読み終わってから「アブラカタブラ~」とか思わず騒ぎ出すのはたいへんですけどね。^_^;

我が家にも、おまじないつかいの血が流れているかもしれないので
もう少し、しっかり修行をするようにしなくてはいけない、・・・ような気がしてきた。

 あ、でも・・・ 受験生の娘にとって、今、より切実な問題は・・・

しもやけ、である。

Simoyake←足の小指は、わたしのマッサージでかゆみが緩和したようだけど、かかとのかゆみで、まさに悶絶的??状態。

ユ○ラリッチを塗ったり、あっためたり冷やしたりしているものの、いっこうにおさまらないかゆみに、勉強も手につかない様子である。

「かゆいの、かゆいの、とんでけ~~。」
のおまじないを、・・・いちおうかけてはいるのですけれどね。

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いろんなおまじないも知りたいけれど、しもやけの治療法は、さらに知りたい・・・。

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2008/01/13

自然と愛と勇気… 「川の光」

今年の元旦に、近くの山に登って(散歩に行って)撮った1枚。(クリックしてくださいね)

Izu_kano_2

山の間に流れるのは、清流、狩野川である。

 息子が話していたことを思い出した。
彼はずっと、「環境」というものに興味をもっているのだけれど、それが人間の経済生活と結びつけて考えられがちなのが嫌だとよく言っていた。

そのことに関しての年末の彼の気づきは、次のようなことであったと思う。

自分にとっては、幼い頃から見慣れた山が削られたり、澄んだ川が汚れたりするのが嫌だというのが環境を考えるときの原点だ。けれど、そうした自然とは関わりのない都市に生まれ育った人たちにとっては、守っていきたい自然環境という具体的なイメージはないのだろう。だから経済的な観点から自然を論ずることになるのは無理からぬことなのかもしれない。

 多少ずれがあるかも知れないが、わたしの中では↑こんなふうに要約されている。

実際、わたしが育った東京のはずれでは、当時、A川という河川が日本一汚い川だとされていた。川は臭くて真っ黒だったし(現在は浄化が進んでいるようですが)、通っていた学校には「公害研究クラブ」まであった。

川とはそういうものだと思っていたし、山は遠くに見える景色だとしか思っていなかったと言ってしまってもいいかもしれない。もしかしたらそう思っている子どもたちは今も多いのではないだろうか。Kawanohikari

  だからいっそう、この「川の光」(松下寿輝・作)は愛されたのかもしれない。

 去年から読みたいと思っていた一冊をこの連休に手にすることができた。

 お父さん、タータとチッチという兄弟の、3匹のねずみ一家が、安心して暮らせる場所を求めて川をのぼっていくという冒険の物語である。 なんだか我が家の「タータ」と「チッチ」にも重なって、一気に読破。(*^_^*)

 3匹が遭遇する困難と、それらを乗り越えていく際の温かな関わりに、はらはらどきどきしながらも、とても優しい気持ちになっていく。最後に近い場面では、もう本当にだめかもしれないと思わず涙もうかんで・・・。

 タータとチッチが愛する
 きらきら輝く川
  止まることなく何もかも押し流していく川
    いつも新しい川  
 そうした川の美しさとともに
「家族」や[友達」の深い絆の素晴らしさが、
「命」や「人生」への勇気をくれる。

まさに珠玉の一編である。作者の、ねずみたちへの優しいまなざしが心地よい。

 そういえば、先日の夜、

川辺の道を車で走っていたら、向こうで対向車が止まっていた。
なんだろうと目を凝らすと

何頭かの鹿が横断しているところだった。

少し近くにゆっくり車を進めると、車道の左側の田に、まだ3頭の鹿が渡る順番を待っているところだった。車のヘッドライトに照らし出されて、神々しいほどに美しく見えた鹿たちは、ゆっくりと河原のほうにわたり、茂みの中に消えていった。

夢の中のような一瞬だった。

川は、どれほど多くの命に愛されているのだろうと思った。

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2008/01/08

「ずっとやくそく」 温かな語らい

 3学期が始まった7日の月曜日。

朝7:00から、交通安全の街頭指導に立つため、いつもより早く家を出た。

車で学区の商店街あたりに入っていくと
何人ものお母さんの背中が見えた。

集まって話しているのではなくて、
ところどころで、子供たちが登校していく姿を後ろから見守っていたのだった。

寒い朝、じっと立って。

わたし自身は、いつも仕事に追われていて、子供の登校する姿を見送ったことはほとんどない。でも、というか、だから、というか、冬休み明けのこの新春の朝の光景は、とっても印象に残った。

そして、気持ちがひきしまっていくのを感じた。

 Yakusoku・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 冬休みに、keiさんの記事にあったずっとやくそく」(黒柳徹子・鎌田實、著)を読んでいた。今の自分の気持ちの中にある、大切にしたいことがすべて網羅されているような気がした。

 いわさきちひろの優しい絵とともに、10章に分けられた章立ての言葉は

みらい、あこがれ、だきしめるおとな、かぞく、
いっしょ、いのち、げんき、ごはん、やくそく。

子育てのヒントになる本、人間にとって何が大事なのかわかる本、生きるってすばらしいと感じられるような本・・・ 鎌田さんはそんなふうに紹介している。

 貧しい国の子供たちのことや生い立ちを語りながらの対談や、それぞれのひとりごとで進んでいくのだけれど、ところどころに、はっとさせられる言葉がちりばめられている。(以下抜粋)

 子どもっておとなを信じてる、だから私たちおとなは、子どもをうらぎってはいけない。(みらい)

 若い人たちが自分探しとか、一生の仕事をさがすとかいうけれど、見つけようと思ってできることではないんじゃないかな。
 結局みんな、なかなか自分が思ったようにはならなくて、いつのまにか何か大きな力、それが何かはわからないけれども、力が働いて、ある一つの道にその人を押し込んでいくんじゃないかしら。 (あこがれ)

 学校もそうだし、親もそう。話を聞いてもらえれば、子どもはずいぶんすくわれる。(おとな)

 いい家族を作るためにはお互いがちょっと歩み寄ったり、心を配ったり、ときには時間をたっぷりかけたりしながら、育てていく必要があるように思います。(かぞく)

 いつも私の発想は、なんでも一緒にできなければ、つまらないということ。(いっしょ)

 毎日家族で楽しくごはんが食べられる、これは本当に幸せなことなんだなと思います。(ごはん)

 書き出していくと、まだまだたくさん紹介していきたくなる。こんなふうに文章を並べていくと、もしかしたらちょっと堅苦しく響いてしまうかもしれないけれど、お二人の、楽しくやわらかな語り口がとっても心地よく、対談を聴いているように読むことができる。

 親として、教職にあるものとして、心にとめておきたい、温かな語らいの中のたいせつなこと・・・。

 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 今日は新学期の二日目。

冬の窓辺の暖かな陽だまりに、子どもたちの笑顔がまぶしかった。
新年を迎え、意欲満々ではりきっている表情が愛おしかった。

 そして、・・・その教室の中にいられる自分の幸せを、こっそり、かみしめていた。

にほんブログ村 教育ブログへ   がんばりますね!

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2007/12/27

時を忘れるおススメの3編

 Kemono この秋、読後の印象が一番強烈だった本は

異世界ファンタジー「獣の奏者」(上橋菜穂子・作)だった。

ダーバンさんおすすめの本で、各書評でも話題の一冊。

児童文学ではあるが、読み始めると止まらなくなる、上下巻をそろえて読み始めること、などレビューを参考にし、準備を整えてひもとく。

 はじめは、異様な世界と「闘蛇」の描写に、ただただ不思議な感じで進んでいったけれど、・・・次第にその世界に引き込まれていった。

 上巻が終わったときは下巻が気になってたまらずに、仕事も家事もうっちゃって? 一気に読むしかなかった。

エリンという少女、そして「王獣」という生き物、繰り広げられる恐ろしい戦闘と、深い自然観や人間観を感じるストーリー。

 読後何日か経っても、なぜかその世界の匂いや触感のようなものが自分の周りに漂っていた。

Casiopea 「40代の課題図書」とカワセンさんが勧めて下さった

「カシオペアの丘で」(重松清・作)だった。

幼馴染4人の人生模様は、切ないし、やり切れないし、つらいし、悲しい。

シュンという、その中の一人の闘病・・・命の終焉を迎えるまでに、さまざまに描かれる人生や家族。はかなく消え入るような命のともし火のもとに、たくさんの人々の想いが集まり、揺れ動いていく。

 誰もが、「人生」を生きていて、その日々を受け止めているのだと思う。

 それは、夜空に輝く星のように、たった一人の厳しいものかもしれない。でも、今現在意識しているものだけではなく、これまでの数限りないつながりやできごとや思いによって成り立っているものが「人生」だと感じる。だから、・・・温かさが広がっていく。

 家族や、人生、自分の中の感情を、優しく見つめなおせる一冊(上下巻)なのかもしれない。Hula_2

  炭鉱つながりのもう1編は、本ではなくてDVD。

「フラガール」である。

もちろん、ブログの記事でも目にすることはあったのだけれど、ダメ押しは、職場の同僚の方のおススメであった。

フラガールを観て、「常磐ハワイアンセンター」にご旅行。感想を伺うと、「フラガール」の頃からここまでになったのだと思うと感無量だったとおっしゃっていた。

そういうわけで先日DVDを借りてきて、大掃除を始めなくては、という後ろめたさを押さえ込みつつ、昨日一人で観てしまった。

 ぽろぽろ泣けた。

特に、蒼井優がレッスン場でセーター姿で一心に踊る場面が一番感動的だった。

松雪泰子の凛とした味わいも美しかったし、配役はみんなとても素晴らしい。

元気が出てくる感じで、一緒に踊りたくなってしまった。

 そこでついつい、いつもは行かないエアロビクスのレッスンのコマに参加してしまったら、ヨガとは全然違う激しさで、ぼろぼろのバテバテに。帰宅後間もなく、爆睡してしまったのでありました。

 忙しくてやらなくちゃならないときに限って、時を忘れてしまいたくなる。

しかし・・・今日はお天気も良いので、真面目に主婦業を頑張ることにしなくては。

Nohanasi_2  あ、とりあえず今の本は、大学生文芸部員厳選だというおススメ本の一冊、

「のはなし」(伊集院光・著)

かなり軽めで面白くかつ、ショートなので、細切れで楽しめるという感じ。家事を進めながら、ちょっとずつ笑わせてもらおうと思う。

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年末でそれどころではありませんが、・・・皆様の今年のおススメは何ですか?(^_^;)

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2007/12/03

レコーディング・ダイエットから

週末は、けっこう充実していたと思う。

土曜日には、久し振りの縮毛矯正を3時間半かけてすませ、
 (顔剃りをもしてくれて、1万円でお釣りがくるのは安いでしょ?)
ちょっと遅れたけど病院に行ってインフルエンザの予防接種

日曜日は、午前中には期末の仕事を少し進め、
図書館に寄りながら、午後には職場の方の出ている混声合唱団のコンサートを鑑賞、そしてそのあとのお友達とのティータイムで、気分もリフレッシュ!(*^_^*)

・・・なんだけど、困ったことは

 万歩計が進まないこと、である。

仕事のある日はそれでもけっこう歩くわけだけれど、休日はなかなか苦しい。

家事で、ちまちま動いてもカウントされないし、
パソコン・読書・仕事とも、歩きながらはできない。
それでちょっと疲れを感じると、甘いモノが食べたくて・・・。

そんなわけで10月末まではまずまずの調子だった減量も、すっかり停滞気味。

12月はなんだかんだと、仕事も忙しいうえ、よく食べそうだしと不安になっていたところに、この本の図書館での予約の順番が回ってきた。

Okada 「いつまでもデブと思うなよ」岡田斗司夫・著。

 タイムリーとばかりに思わず読んでしまう。

 辛くて苦しかったら続かないでしょ?
 運動を続けるのは難しいでしょ?

 ・・・と語りかけられながら、読んでいく。 

 基本的に、かなり体重の多い人のダイエット法だというので
5キロくらい落としたいなあ、という状況でどれだけ有効なのかはわからないけど
それでも、いろいろと納得できることが多かった。

 太る努力を続けているから太る。
 記録(レコーディング)することで、客観的にみられるようになる

言われてみれば当たり前とは思っても、記録する習慣をつけてみたくなったし、
著者も言っているように、ダイエット以外にも応用できることは多そうだと感じた。

職場で、献立表のカロリー表示を確認してみる。630キロカロリーくらい。
これに比べたら、メロンパン1個はかなり高いなあ・・・。カロリー計算はあまりできないんだけど、できそうなところからやってみようかな、という気になってくる。

でも、食べたものって忘れそう。

そう思ったら、忘れるから、間食はやめておこうと、
一粒チョコをやめてブラックコーヒーだけにすることができた。

いいかも。(*^_^*)

学期末仕事で、歩数不足とスイーツ摂取に走って
自己嫌悪に陥らないように、
明日はレコーディング用のノートをちゃんと用意することにしよう。

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教育活動においてもレコーディングはとても重要ですね。日々、もっと記録を大切にしなくては。

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2007/10/17

強そうだけど弱い?「鈍感力」

 Donkan_2 夏に予約したベストセラー「鈍感力」がようやく借りられた。
いわゆる渡辺文学と比べると、よく言えばかなり読みやすく、さら~っと一読。

「今を生き抜く新しい知恵 渡辺流!」と帯にはあるが、むしろ今の時代に合わせた新しい発想、というべきものかもしれない。

17章からなるさまざまな「鈍感力」を、自分に当てはめつつ、読んでみる。

自信のもてる「鈍感力」は「よく眠れること」つまり「睡眠力」であろうか。

眠るだけでなくすっきり起きられることがセットになっているので、ぐずぐずいやいや起きる日も多いことを考えると、自信とまではいかないが、まあ、寝るのが好きなことは間違いない。^_^;

でもその他には、

健康診断で「血液さらさら」と言ってもらえたことや
ほめられれば「図にのる才能」くらいがあてはまるくらいで

あんまり「鈍感力」に恵まれているとはいえそうになかった。

だって・・・ いろいろ気にもなるし 体もさほどたくましくはないし

「原点」となっている「自分の子供がやることはすべて愛おしくて、許せる。」
というのも・・・、無理だ~~、たぶん、という未熟な親なので・・・。
(はたして、いつか・・・そういう境地に達することができるのかなあ。)

一般的な「鈍感」ではなく、あくまで
くよくよしない前向きさや、敏感すぎない体の大切さを
「鈍感力」という言葉で表現しているのだ、という筆者の主張(7月2日の記事)を踏まえつつ、

適度な「鈍感力」を身につけるようにしたいけど、

いったいどうやって??・・・と悩んでしまう読後でもありました。

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「鈍感力」が才能を花開かせるそうですが、・・・わたしはやっぱり「つぼみ」だわ。\(-o-)/

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2007/09/21

「生まれて初めて」を生きている

 次の連休にも、ソフトボールの大会の助っ人やらゴルフやらと予定が入って忙しく、余暇にはトレーニングジムでひと汗流してくるだけれど・・・

 家にいるときはごろりと横になって、テレビを観ているのがお決まりのパターンである。

 たまには、ごろ寝スタイルで本を読む。Papa

先日は、わたしが借りてきた本を 気に入って読んでいた。

その本は・・・ 重松清作「うちのパパが言うことには」。
うめみさんのブログで紹介されていた本。)

我が家の「パパ」としては、題名に興味をもって手に取ったのだろうけど、ほぼ年代が同じ世代なので、少年時代の思い出などが重なり合う。

「まったく同じだもんな~。ホント、すっごく懐かしいよ。」

と感激の面持ちで愉しむ夫。家族が中心のエッセイ集で、感覚的にも共感できてあったかい。

「どれが一番良かった?」と聞くと
「みんな、初めて かな。」と夫。 あ、わたしも同じ~~。 一部紹介)

筆者の知人が、中学生の反抗期の男の子に思わず手をあげる。
そのときに男の子が猛然と抗議して父親に言う。
「俺、生まれて初めて中学生やってるんだぞ!」
その言葉に、知人がどなり返す。
「お父さんだって、中学生のおまえを育てるのは生まれて初めてなんだ!」
沈黙がしばらく流れたあと、どちらからともなく笑い出した。

 ・・・そんなお話。重松さんの言葉で言えば

「育つ」側も「育てる側」もみんな「生まれて初めて」を生きている。

 ほんとに・・・そうだと思う。

この春から息子が「生まれて初めて」一人暮らしをして
こちらは「生まれて初めて」子供の巣立ちを経験した。

 夏になって久しぶりに帰省した息子と、ちょっとぎくしゃくする日があった。
生活のこととか、今後のこととか、話し始めては行き詰まる日もあった。
ぽろっと 切なく 涙がこぼれたりして・・・

 生きるっていうことは、様々な感情が刻み込まれていくということだよな、と改めて思う夏だった。

 でも、そんな日がたま~にあっても、やはり息子のいる我が家は楽しいし、会話もはずんで面白くて、・・・なんて喜んでいる間に、秋学期がやってきてしまった。

明日には大学に戻っていく息子と、いちおう?受験生の娘と、予定いっぱいの夫。
あ~、わたしはいったい何をして過ごそう。連休も運動会の代休もたまには充実させたいのにな。

ちょっと東京にでも、と思ってもみる。でも突然友達に連絡しても忙しいだろうし、なんて勝手にため息をつく。

やがて「生まれて初めて」来るであろう子供たちのいないある意味老後の?生活にむけて、しっかりしなくちゃな、とも思いつつ・・・ 

皆さんの連休は、どんなご予定ですか? 

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2007/09/16

久しぶりに読んだ「向田邦子」

 向田邦子さんの飛行機事故が起きたのは、わたしがまだ学生の頃の夏だった。

 アルバイト先の洋菓子店でそのニュースを聞いたとき、・・・言葉が出ないほどショックだった。

今でも本棚にある「思い出トランプ」を買ったのがその前なのか後なのかはよく覚えていないけれど、向田邦子の書くエッセイが好きだった。

 この前、ちとせさんのブログ「霊長類ヒト科動物図鑑」が紹介されていたので、早速借りて来て読んでみた。50編以上のエッセイが詰まった向田邦子の人間ウォッチング満載の一冊である。

「ヒコーキ」という一編があった。
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・・・一週間に一度は飛行機のお世話になっていながら、まだ気を許してはいない。散らかった部屋や抽斗のなかをかたづけてから乗ろうかと思うのだが、いやいやあまり綺麗にすると、万一のことがあったとき、
「やっぱりムシが知らせたんだね」
などと言われそうで、ここは縁起をかついでそのままにしておこうと、わざと汚ないままで旅行に出たりしている。        (本文より)
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 あの事故のあと、何かで取り上げられて目にした文だった。ここに載っていたんだな、と思った。歳月のなせる業か、・・・向田邦子さんは、事故に遭って、天国でいったいどんなエッセイを書いたのだろう、などとつい思いをはせ、・・・慌てて打ち消して合掌した。

 それにしても、親近感のわく、懐かしく、愉しい一冊だった。

 あらためて考えてみると、昭和4年生まれで、実家の母より一回りも上の年代だったわけだけれど、この本の初版は昭和56年となっているから、50歳頃に書き溜めた一冊だということになる。

 古くて新しい、まさに不変の「霊長類ヒト科」だなあ、と思う、
「寸劇」、「無敵艦隊」、「あ、やられた」、「声変わり」、「う」。
思わず、あるある~、と言ってしまいそうになりつつ、苦笑いする。

 不思議なほど、共感するものを感じてしまいながら、わたしも当時の向田さんの年代にだんだん近づいてきたのだなあ、とふと気づき、学生の頃とは全く違う読後感をたのしんでいた。  

 見事に言い得て無駄のない、それでいて情感のある文章は、記憶に残る。

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歳月は、思い出の中に、記憶をパッチワークみたいにはめこんでしまうのである。(「白い絵」より)

ポストには、さまざまな人生がつまっている。運命や喜怒哀楽や決断や後悔が、四角い薄い形になってつまっている。雑駁な街のなかで、あそこだけにはまだ夢が残っているような気がしている。(「ポスト」より)

ご本人は私と同じで無芸大食なのだが、彼女は実にゆったりとしている。子連れは、子供の才能もわが財産なのである。若いときからあくせくとして来た私は「負けたなあ」と思った。(「兎と亀」より)

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また、今で言う「自虐ネタ」というと言葉が軽すぎるんだけど、ちょっとせっかちでおっちょこちょいな感じの向田さんが見え隠れしてほっとする。

「整理整頓」と「虫」が苦手な娘が、何篇か読んで「わたしとおんなじ~~!」と喜んでいた。

わたしも多分に共通項がある気がするので、いつかこんなふうなエッセイを書いてみたいな~、と思うのだけれど、・・・

感性も観察力もまったくおぼつかず、は~あ、とため息をつく、「無芸小食」が悲しかった。

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2007/09/05

アスリートたちの夢をつないで

 風邪をひいてぐすぐすしている間に

世界陸上が終わってしまった・・・。

高校時代、陸上部で短距離や400Mハードルに挑戦していた息子の影響で
一番関心をもって、待っていたのは、為末大選手の活躍だった。

Tamesue 「日本人の足を速くする」では、
為末選手の、陸上競技にかける想いや 自分自身をマネジメントして競技に挑む姿のすばらしさを感じた。

また、ストリート陸上の放映を見たときにも
選手たちの熱い夢にふれた気がして、
世界陸上の成功を祈る気持ちになっていた。

だから

為末選手のまさかの予選落ちには、言葉もないほどショックだったし
彼自身が、すでにその結果をわかっていたのだという事実に
なんだか言いようのないような気持ちになって、辛かった。

 選手たちは、なんという、厳しい世界に身をおいているのだろうかと思う。

 生来の身体能力が格段に違うように見える、世界の強豪たちを相手に。

大会中、福士加代子選手のエチオピアでのトレーニングも紹介された。
野生の獣とともに走っている映像には かなり驚いたけれど
あの、いつも楽しくおどけた表情の裏にある、強い精神力には驚嘆する。

Kaze_2 そんな中だけに、

男子4×100Mの走りは感動だった。

4継というと、どうもあの「一瞬の風になれ」ともだぶってきて
不思議なほどの思いをもって、緊張して見てしまう。

本の中の4人はもちろん、息子たちの4継もそうだったけれど、
4人それぞれの個性に加えて バトンパスという、運命的ともいえる要素。見ごたえは十分である。

 記録の更新、おめでとう!と、テレビの前で思わず拍手をしてしまった。

 世界陸上での日本人選手の成績に関する 厳しい論評は他にゆずるとして・・・

 1ファンとして、これからも一生懸命応援していきたいと思う。

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Mochi  なんて書きながら、このところの不調で1万歩が達成できない日が続き、ついにペットはこんな→情けない姿に。(+_+)
 アスリートの皆さんの爪の垢でも煎じて飲まなくてはいけません!・・・って、そんな強靭な肉体とはほど遠い、脆弱なオバサンを実感しています・・・。せめて101%の現在の骨密度はキープしていかなくては、かな。

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2007/08/30

月の光を浴びる神秘の夜

 先日の皆既月食を見えなかった地域も多かったそうだけれど
運良く、我が家からは見ることができた。

あの、赤銅色の神秘。

家族で、涼しい夏の夜の庭で、空を見上げていた。

夜空には、月明かりと、無数の星と、遠くに光る稲光、そして、細い雲。

 どこまでも不思議な夜だった。 Taso_2Kaha

 ・・・

  この日、わたしが読んでいた本は・・・

かはたれ 散在ガ池の河童猫」 と 
たそかれ 不知の物語」 (朽木祥・作)

きっかけは、「感動」について話をした後の、読書好きな友人からのメールだった。

「この夏一番泣けた本は、意外にも児童書だったよ。
 主人公は河童で「かはたれ」の続編が「たそかれ」なんだけど
 文章がひたすら美しくて心地よく、登場人物も悲しいくらい優しくて。
 ストーリーは単純だけど、深かった。もしまだならお薦めなんだけど
。」(抜粋)

 早速図書館で借りてきて、夏休みの最後に読み耽る。

「かはたれ」は、母を亡くした少女と、人間世界に修行にでた子ども河童の、楽しくて心あたたまるファンタジー。月の光を浴びる河童猫の姿や、困って泣いている姿が目に浮かぶようで、ちょっと切ないけど、微笑ましさもただよう一冊。

続編である「たそかれ」は、・・・いっそう深い。

銀色の姿の、美しく霊力のある孤独な河童・不知の存在感がきわだつ。

時を越えて結ばれる絆、聞こえる者には響く音、見える者には映る姿。

作者が被爆二世であるためか、戦争への悲しい想いもちりばめられ、命や自然や愛というものが、たたえられた水のような静かな感動を伴って、胸にせまってくる。

・・・

読み終わったのは、日付も変わろうかという時刻だった。

庭に出てみると、もうすっかり月食は終わり、明るい月が頭上に輝いていた。

なんだか、どこかで、河童たちがこの月の光を浴びているように思えて

わたしも一緒に、目を閉じて、月の光を浴びていた。

 明日からの力が満たされますように。 そして、 

  たいせつな心を忘れずに、やさしく生きていけますようにと 願いながら。

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2007/07/21

「女性の品格」で自己評価

新書で気になる本があると、つい買ってしまう。

書評や記事などで、すぐ読みた~い、と思えばネットで。
手にしてみて、興味がわいて買ってみたい、と思えば書店で。
話題作だから、いちおう読んでおこうかな~、と思えばBook☆ffで。^^;