教育実習を終えたあなたへ
実習日誌を今書き終えましたという
が届いたのは今日土曜日の夕方のこと。
やっと実習が終わったね。お疲れさま。ほっとしていますか。
明日の日曜日、学校に寄って日誌を出したら、大学のある街に帰るんだね。
見慣れたはずの大学のキャンパスや、友達や、アルバイト先。
きっととっても懐かしく、そして新鮮に映ることでしょう。
長いようでもあり、あっという間のようでもあった4週間。
わたしにとっても、とても思い出深い日々になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・
緊張感でガチガチのあなたの、いろんな場での挨拶のようすには
思わず何度もふき出しそうになったけど、(ふき出したけど
)
初々しさと誠実さは、好感度バツグンでしたね。
みんな、心から応援してくれていたと思います。
実習が始まって、まだ数日しか経たないところでの、宿泊体験教室。
お天気にも恵まれて、ハイキングもカレー作りもキャンプファイヤーも川遊びもとっても楽しくできたけど、気をはりつめた2日間は大変だったことでしょう。
でも、あの体験で、子供たちとすっかり仲良くなったね。
子供たちの様子に細やかに気を配っていた姿は、素晴らしいと思いました。
教師に必要だといわれる五つの資質の話(学者・医者・易者・役者・指揮者)がでたけれど、レーダーチャート風に考えると「医者」の資質が高そうだな、と感じました。今の時代の教員には欠かせないところだよね。支援もとっても上手でした。
「書くのが遅くて・・・。」
と言いながら毎日ぎっしり書いて出してきた実習日誌には、参観のポイントがよくとらえられていたし、
反省したことや学んだことを、翌日からどんどん生かそうとしている姿がとっても頼もしく感じました。どんどん吸収してるっていう感じが、・・・うれしかったよ。
授業づくりには苦労しましたね。
自称「心配性」だというあなたは、子供たちへの投げかけ方や、うけとめ方にも深く悩んだし、時間配分も板書も納得できるまで考えなくては不安だという。
夕方の教室で、黒板を使ってあれこれ相談しながら、
自分だったらこんな感じで進めるけどな、とは思っても、
あなたの考えや思いを生かしながら、無理なくあなたらしくできるように助言するのが難しくて
わたしの指導教官としての力のなさを申し訳なく感じてもいました。
最終週の研究授業では、
子供の言葉でいうところも説明しちゃたり、いちばんおさえたいところを流しそうになったりと、かなり緊張MAX!だったけど
子供たちは一生懸命だったし、よい授業になったね。
「ダメでした~。」
なんて言いながら、安堵の笑みを浮かべていたのを、しっかりキャッチしたよ。
(わたしは、別に笑っていたのではなくて、あくまでにこやかに微笑みながら見守っていたのですよ~。
)
道徳の授業での、最後の説話も良かったです。
子供たちにも、友情という宝物、育ててほしいと思うし、心に残ったと思います。
たまたま学級懇談会の週にもあたり、挨拶ができて良かったね。
あの可愛い子供たちのお母さんたちです。楽しい懇談会でしたね。
一人ひとりの子供には家庭があり、ずっと一緒に生活し育てている親御さんがいること。
当たり前のことだけど、決して忘れてはいけません。
最後の日の6時間目のお別れ会の計画・準備は大変でした。
あなたに気づかれないように進める必要もあったし、ほんとに時間が限られていて。
でも、子供たちの力ってすごいね。
じょうずに、すてきな楽しい会を作り出してくれました。
男泣きするあなたの姿に、わたしまでもらい泣きしちゃったよ。![]()
一人ひとりへのお手紙もどうもありがとう。
「先生、これ、たからもの。」
ってわたしに言ってきた男の子もいたよ。みんな嬉しそうでした。
今日、教室を見てきたら、後ろの黒板にメッセージを残してくれていたね。
1学期中、消さないで、ずっととっておくね。
・・・・・・・・・・・
まだ大学3年生のあなたが、これからどんな進路をとっていくのか、
我が子と同じくらい楽しみにしています。
ため息は絶対だめだよ。プラス思考で生きていってください。
優秀なサッカー選手として輝いてきた日々を財産に、
これからもいっそう自分を磨いてがんばってくださいね。心からエールを送ります。
~月曜日からたぶん子供以上に寂しがっていそうな指導教官より~
更新が一ヶ月以上あいてしまいました。
メールをくださった皆様、本当にありがとう。
感激でした。
「仕事がありすぎて追いつかなくて~。」と言うわたしに、実家の母が
「いつまでも若くないからね。一度にいくつものことができなくなるのも老化の一つだよ。」妙に納得。
でも年取ると眠る体力もなくなるっていうけど
ぐっすり眠りにおちる幸せを味わっていられるから、まだ若い・・・かしらね?![]()
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コメント
すごく充実されていた1か月だったんですね。便りのないのは良い便りとは、よく言ったものですね。久しぶりのブログ更新。記事をむさぼるように?拝見しました~!
実習生を受け入れることは大変な事もたくさんあるのだけれどそれだけの、いえいえそれ以上の感動ももらえますよね。お疲れ様でした。
>いつまでも若くないからね。一度にいくつものことができなくなるのも老化の一つだよ
というお母様のおことば、私の身にも沁みております。
投稿: nanaco-bookworm | 2010/06/27 06:27
おはよーございます。みどりです。
ひさしぶりに、つぼみさんの記事を拝見できて、とっても嬉しかったです。
つぼみさんの文章を読むと、心がとても穏やかで温かいもので満たされます。
これからも、無理のないペースで更新してくださいね。
待ってます!
投稿: みどり | 2010/06/27 07:11
ご無沙汰をしております。
体調と相談しながらの日々なのですが
つぼみさんの記事を読み「日本の学校も病んでいるところばかりでないんだ!」
そう思えて安心し元気が出ました。
娘の中学で 先生と生徒の関係が悪化している現実があり
そんな中でも 娘の担任の先生は、学校を変えたい まず教師からと頑張ってくれてる先生なんです。
詳しくは、近いうちに書きたいなぁ。。。と思ってますが(笑)
子供達の為に 頑張ってくださいね。
投稿: おかん | 2010/06/27 09:10
★nanaco-bookwormさん、こんにちは。
nanacoさん、ご心配いただいて、どうもありがとう。
5月末には、予約していた「IQ84book3」と「天地明察」が同時に来てしまって、ひたすら読書をしていました。
6月に入ると、宿泊体験、終わればまた様々な仕事が・・・。完全にすべてを学校で放出して、家に帰ったらとにかく寝たい、という感じでブログを放置していた次第です。年か・・・。(-_-;)
とっても久しぶりの教育実習担当でしたが、一生懸命な好青年から、わたしもいろんなことを学んだ気がします。
投稿: つぼみ | 2010/06/27 13:56
★みどりさん、こんにちは。
あまりにもうれしいコメント、ありがとうございます。
やっぱり、書きたい!!って突き動かされるのは、自分自身が満たされたような感情に包まれたときなのかな、って思いました。
学年の同僚たちもとても一生懸命な良いメンバーで、一緒にみんなで実習終了日にご飯を食べました。
また更新していきたいって思ってます。よろしくお願いしますね。
投稿: つぼみ | 2010/06/27 14:02
★おかんさん、こんにちは。
おかんさん、体の具合はいかがですか。
体調が思わしくないのはとっても辛いことですよね。どうぞお大事にしてくださいね。
土地柄もあるのかもしれませんが、高学年の子供たち、とても素直で一生懸命です。思わず学年スタッフとも「いい子たちだよねえ。」なんて口にしてしまうほど。有り難いことです。
お嬢さんも中学生という難しい時期になって、多感な毎日を過ごしていることでしょう。担任の先生を信頼できると思えること、良かったですね。わたしも、がんばります。
投稿: つぼみ | 2010/06/27 14:14
つぼみさん、お久しぶりです。大学生の実習生と自分が、限りなく親子に近い年齢差であることに気付き(今頃?^^;)、かなり動揺してしまった私です(^_^;)
つぼみさんのブログを読むと、あたたかい気持ちになれます♪久しぶりの更新で(って、かなり失礼ですね~私^^;)、つぼみさんに元気をもらいました(*^^)v
投稿: くますけ | 2010/06/27 15:21
催促してしまったようで申し訳ありません。
しかし充実した一ヶ月でしたね。
実習生って私は児童生徒の立場でしか接したことがないので、どうしても憧れのお姉さんってイメージしか出てこないですね。
好きな子をいじめるのと一緒で、必要以上にからかったりしてしまいましたが、つぼみさんの記事を読んだら何だか懺悔したくなりました。
すみませんでした、当時の実習生の皆様。
投稿: Danbe | 2010/06/27 20:08
こんばんは。小学校の実習って1か月ですものね、大変だったことと思います(※私は高校ゆえ2週間でした。濃厚で怒濤の2週間でしたが(^^;))。でも、実習生さんにとってもつぼみさんにとっても良い実習となった様子、本当に良かったと思います。
「初心忘るべからず」、私も改めて、授業頑張ろう~と思いました。
投稿: そら子 | 2010/06/27 23:53
★くますけさん、こんにちは。
くますけさんはまだ良いでしょうけれど
わたしの場合、
実習生の彼は息子の一歳下ですので、まさに・・・です
母の気持ち、っていうところかもしれませんね~。
ありがとうございます。また更新していきたいと思います。
★Danbeさん、こんにちは。
?
気にかけていただいてありがとうございました。嬉しかったです!
実習生の、憧れのお姉さん。
たしかにちょっとからかってみたくなりそうな存在なのかも、ですね。
実習で、教員志望が固まるか否かというところがあるというけど・・・
そのお姉さんは、どうなったのかな~
★そら子さん、こんにちは。
(でも自分がもたない・・・)
例の、深夜までの怒涛の教育実習ですね。
気楽な学生時代には、教育実習って、つとめあげるだけでもしんどいものだったと記憶してますが、鍛えどきでもあるのですね。
同僚なんて、毎日12時まわっていたと話していました。わたし、甘かったかな~
思い出深い4週間になりました。ホント、初心忘るべからず、ですよね!
投稿: つぼみ | 2010/06/28 05:39
ずっと更新がなかったので、きっとお仕事お忙しいんだろうなぁと
おもっていましたが、実習生を抱えてらしたんですね。
つぼみさんのこのお手紙読んでいてとっても心が熱くなりました。
これから教師を目指そうとするこの大学生の人柄とその方を
暖かく見守り指導されたつぼみさんとの絆を感じてしまいました。
人と接する仕事って大変だけど、それだけに心に響く出会いも
あって素敵ですね。
お疲れさまでした~
投稿: 藤子 | 2010/06/28 09:05
お元気そうで安心しました!教員を続けていると実習生も親子ほどの年齢になってしまうんですね。つぼみさんの実習生を思いやる心と一生懸命つぼみさんについていこうとする実習生の姿に胸がいっぱいになりました。今日あたり、つぼみさんも子供さん達も教室に実習生の姿を探していたりして・・・。おつかれさまでした。
投稿: かよびー | 2010/06/28 16:09
後進を育てると、同時に自分も育って行くものです。教師と子どもは共育ちをすると言われます。子どもはこれからの社会を生きる者として、教師は教育者として進化する者として育つのでしょうね。
共に学び、友と学び、学びを友とす。先週は富士山近くの中学へ伺い、同じ教科の先輩-後輩が学び合う研修場面を見て感動しました。
「人が人に触れていくという意味に置いて、両方が与えもし、与えられもする。教育とは互恵的行為であり、学ぶ者も教える者も、双方が学ぶのである。」倉橋惣三
投稿: 問者 | 2010/06/29 11:06
★藤子さん、こんにちは。
ありがとうございます。
今までも忙しくてもブログはかけていたはずなのに
やはり・・・年?、ということかもしれません・・。
でも、この記事はやっぱり、とっても書きたい、という気持ちでした。
熱く読んでいただいてうれしく思います。
幸せな体験をさせてもらったなあと思っています。
週明け、時折思い出しては、ちょっとさびしく感じています。
★かよびーさん、こんにちは。
ありがとうございます。
本当に、息子より1歳下、なのですから、完全に親子の状態ですね。
がんばれよ~っていう感じでした。
週明け、暑い日が続いています。教室の上の窓をさっと開けられた長身の実習の彼を思い出し
「○○先生がいたらねえ・・。」ってつぶやきあう子供たちとわたしなのでした。
投稿: つぼみ | 2010/06/29 20:39
★問者さん、こんにちは。
すばらしいコメントをいただきありがとうございます。
恐縮しております。
よく「育児」は「育自」などとも言いますが
教師と子供、または後進ともまさに共に育っていくものだと実感しています。
>「人が人に触れていくという意味に置いて、両方が与えもし、与えられもする。教育とは互恵的行為であり、学ぶ者も教える者も、双方が学ぶのである。」
心に深くとめておきたいと思います。
投稿: つぼみ | 2010/06/29 20:44