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2008/07/27

言葉は世につれかわりゆく?

 たいへんお恥ずかしい限りではありますが・・・

先日の文化庁による国語に関する世論調査」のニュースで例示されていた慣用句、

ほとんど、意味を取り違えて使っていた。(-_-;)

「憮然とする」 は むっとしているのだと思っていたし

「煮詰まる」 は もうこれ以上考えが出なくて行きづまった感じだと思っていたし

「檄を飛ばす」 は 元気出せ~!がんばれ!というイメージで使っていた。

 それぞれ、正しくは
   ・失望してぼんやりしている様子
   ・議論が出尽くして結論の出る状態になること
   ・自分の意見や考えを広く人々に知らせて同意を求めること
                 ・・・だそうである。(上記、文化庁のサイトより)

                                             皆様、正しく使ってらっしゃいました??

「らぬき言葉」などはまだ、感覚的に違うと感じられるし、

「問題な日本語」やちょっとへんな敬語表現にもおおよそ反応できるつもりだけど、

今回のような語句に関してはまったくだめなんだなあ、とがっくりしつつ、やや不可解な気持ちにもなっていたら、新聞のコラムで、「誤が正になった感がある」と書かれていて、ちょっと共感してしまった。

 高校時代の古典の勉強で、現代とは意味の異なる古語はよく話題になっていた。ここにわかりやすいサイトがありました。)

「あはれ」「をかし」などはいうに及ばず、
「うつくしきもの」あたりも有名なところだと思う。

「ののしる」もある。
「この世にののしり給ふ光源氏(若紫)」などは、意味の違いを知らないとたいへんなことになりそうだ。

1000年もの間に意味が変わってきたということには、歴史的な人々の言葉の営みを感じて、疑問に思ったこともなかったのだが、

どこかの時点では「誤用」という時期を経ているのだろうと考えると、不思議な気がする。今回のような調査も、未来の言語学にとっては、きわめて貴重な資料となっていくことだろう。

過去もいいけど、未来人の言語生活、のぞいてみたいな。

たぶん世の常として、なげかわしいHagakiということになりそうではあるけれど。^_^;

  昨日出かけたときに、ふと暑中見舞いの葉書が目にとまって、何枚か買ってみた。

暮らしが積み重ねられて、歴史になっていく。
言葉の温かみを、大事にしていきたい。

にほんブログ村 教育ブログへ 今日はちょっとだけ、涼しい感じ。猛暑の日々、皆様、おかわりありませんか。

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コメント

元国語講師だというのに、全部意味を取り違えてました…。
でも、正しい意味で使うことで、かえって会話に行き違いが出てしまいそうですね…。
「誤が正になる」ということに僕も共感します。

最近「日本語力」という類の本を書店で見かけるのも、そういう現状を止めるためなのかもしれませんね。

投稿: kaz-horie | 2008/07/27 13:24

 確かに、「元々の意味」としては、そうなのかもしれませんが、今現在会話で本来の意味で使ったら、かえっておかしなことになると思います。
 言葉というものは、時代と共に変化するものであり、もはやここまで共通認識が広まっているのであれば、「元」誤用という形で、その意味も取り上げるべきだと思いますけれどね。
 日本語の本来の用途に固執する人は、古典の世界に帰れ…というのは、少し言いすぎかもしれませんが、個人的にはそういう感情、ありますよ。

 未来の人の言語生活は…恐らく、今と変わらないと思います。
 若者は独自の言葉を使い、それをある程度の歳になった人達が、嘆かわしいと批判する…。
 江戸時代から変わっていないのですから、そうそう変わるものではないと思いますよ。

投稿: mark | 2008/07/27 19:14

★kaz-horieさん、こんにちは。
 もう「元」になっちゃったのをちょっと悲しく感じつつ・・・。
ですよね、もし、正しいとされている意味で使用したら、変な感じになってしまいそうなので・・・今後も今まで通り使いそうです。^_^;
 何年か前から「日本語」ブームですね。
話題にしていく、っていうことが、どんな場合も大切なのでしょうね。

★markさん、こんにちは。
 皆さん、今回のニュースをどんなふうに受け止められたのでしょう。
わたしも、今回正しいとされる意味を聞いても、切り替えてそういうふうに使い直せるかどうか、ちょっと自信はありません。
変わり始めている言葉なのでしょうね。保守的な立場の方もいなくてはならないとは思いますけれど・・・ね?
 現代は、メディアも発達しているので、未来もそんなに変わっていかないのでしょうね。でも、一言がすごく短くなっていたり、お国言葉がほとんどなくなっていたりするのかしら?・・・なんて。

投稿: つぼみ | 2008/07/27 20:45

こんばんは!
私も意味を取り違えていました。
勉強になりました。
それにしても毎日暑いですよね。
はがきを見て涼しい気持ちになりました。(*^_^*)

投稿: kussamamatakachan | 2008/07/28 00:25

この発表を耳にした時に『!?』と焦りました。(笑)
でも、周りの大人と呼ばれている人種の大半がそうであったので、
ほっとしたと同時に現状への転化があってしかるべし!
と、妙に意を強くしたことも事実。

ある意味では保守的な色合いが強い私ですが、
「時代に即さないことは変えてしまえ」と乱暴な意見も言える戦争を知らない世代です。
このあたりのバランスがいったいどうなっているのか、
自分を分析する冷静さも必要なようで…。(笑)

投稿: ゆうや | 2008/07/28 01:13

その文化庁の発表、びっくりしたのは「乱れてない」と答えている人もいること。
その人を取り巻いているのは、どういう環境なのだろうと考えてしまいました。
すごく偉い人で、周りの人がいつもきちんとした言葉遣いをしているのかな。
テレビのバラエティ番組なんか見ないんだろうな。
…とか。

私は、敬語をうまく使えない人が多くなったなあと感じています。
私も完璧ではないけれど。

朝方は涼しいです。
動けるだけ動いて、日中はぐったりしています。
朝顔みたいなやつと言われています。(笑)
つぼみさんも早起きですよね。

投稿: ちとせ | 2008/07/28 08:22

 美しい日本語を使いたいですね?ら抜き言葉、私も中学や高校の国語の先生がよく注意していたのを思い出しました。
 ブログは日記形式なので、形式ばった言葉使いをしないことも多いのですが、つぼみさんのブログにお邪魔するとちょっと背筋が伸びる思いがします。
 上記3点の言葉の意味、私も思い違いをしてましたよ。

投稿: 給食のおばちゃん | 2008/07/28 08:46

私も、つぼみさんとまったく同じ意味だと思ってました(^^ゞ

けっこう本を読むので常識的意味はわかっていたつもり
だったのでちょっとショックです~

時代と共に意味が変わっていく・・・
そうですね・・・古典を勉強したときになんでこんな意味?
みたいに思ったものでした。

外国にもそういう事ってあるのかなぁ~なんてちょっと
思ってしまいました。

投稿: 藤子 | 2008/07/28 10:41

私もこのニュース見ていてビックリ。
全部間違って使っていましたbearing
国語の成績は良かったんだけどなあ~coldsweats01
今や、アナウンサーもアテにならない時代ですもんね…

暑中見舞いの葉書、涼やかですね~shine

投稿: ル・シュクル | 2008/07/28 18:22

★kussamamatakachanさん、こんにちは。
 多くの方が、本来とは異なる意味で使っていますよね。
とすると、それでしか意味が通じないという時期に来ている気も?
 暑い日が続きますね。
お近くの氷屋さんにいかなくちゃ。(^_-)-☆

★ゆうやさん、こんにちは。
 やはり同様な思いをされたのですね
ほんとに、え、と焦ってしまいました。今まさに、変化の途上にある言葉、ということになるわけでしょうか。
 不易と流行、という言葉がありますが、バランスのとり方がむずかしいですね。変えてしまったことで失ってしまうものは取り戻せないものもありますものね。

投稿: つぼみ | 2008/07/29 06:40

★ちとせさん、こんにちは。
 う~ん、純粋培養という感じでしょうか。
いろいろな浮世?をみて現状把握をしてくださらないと困りますね?テレビでも、じゅうぶん伝わってくるものもありますしね。^_^;
 敬語はきれいに使いたいと思っていますが・・・ついついタメぐちをきいてしまうことも多い自分に反省。
 朝顔のちとせさん、すてき。わたしは朝早いけどエンジンのかかりが遅く、昼顔くらい~。

★給食のおばちゃんさん、こんにちは。
 ら抜き言葉、自分でも教えていましたが、ああいうのを理屈で覚えようとするとたいへんですよね。変だな、という感覚があればわかるのですけれど。
 わたしも、ブログはそんなに意識しないで書いています。でも、話し言葉よりはかなりあらたまっていますね。楽に遊びにきてくださいね~。(#^.^#)

投稿: つぼみ | 2008/07/29 06:49

★藤子さん、こんにちは。
 心強いお言葉、ありがとうございます。
多くの皆さんがもはや違う意味で使っている言葉なのですね。
きっとそういう結果になる言葉を選んで調査したのでしょうね。
 古典の言葉、よく混乱させられたものです。^_^;
この先も、少しずつ変わっていくのかな。

★ル・シュクルさん、こんにちは。
 よかった、皆さん、そうだったのですね。
かなり使い方が変わってきているんでしょうね。
アナウンサーさん、がんばってほしいわ。
 暑中見舞い、拡大していただけるとわかるんですけど、はってある絵が可愛いの。昨日早速一通投函したところです。

投稿: つぼみ | 2008/07/29 06:55

私も間違って使ってました。
言葉は難しいですね。
でも、みんなが間違って使っていたら、それがそのうち正解になってしまうのかもしれませんね。
日本語はおそらく世界で一番難しい言語なのではないでしょうか?
英語なんて26文字しかありませんよ。日本語はいったい何文字あるのでしょうか??同じ漢字でも読み方がいくつもあったりするし。
こんな難しい日本語を使える日本人に生まれてきたことを誇りに思わなくちゃいけませんね。
そして日本語を大切にしないと。
でも、難しい日本語を使いこなしているのに、英語ができないのはなぜだろう?(笑)

投稿: ダーバン | 2008/07/30 06:54

日本語検定にはよく出てくる言葉です。
だから本来の意味は知っているのですが、こう間違える人が多くなると使うことがためらわれます。

「憮然」は大字泉でひくと「失望・落胆してしてどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま」。
使用例として、「ーとしてため息をつく」「-たる面持ちで成り行きを見る」とあります。
後の方の表現が段々強くなっていったのかもしれませんね。
だからあながち間違いとも言い切れない気がします。

↑ダーバンさん、ギリシャ人はギリシャ語が世界で一番難しいと思っているんですって(笑)。


投稿: ひろみママ | 2008/07/30 11:01

★ダーバンさん、こんにちは。
 ダーバンさんも異なる意味で使われていましたか。間違っていたなんてびっくり、ですよね?^_^;
 たしかに、日本語、むずかしい。よく使いこなせていますよね!
誇りに思いたいけど・・・やはり他言語を使えないとそういう気持ちになれないのかしら?
 ひろみママさんのコメント、ごらんくださいね。ギリシア語、難しそう・・・?

★ひろみママさん、こんにちは。
 さすが、ひろみママさん、正しくお使いだったのですね。日本語検定には、こうしたところも出ているのですね。
「使うのがためらわれる」という感覚、お察しいたします。なるほど、「憮然たる面持ち」、の感じは強そうです。間違えてというより、その言葉なりの変容であるのでしょうね。
 ギリシア語って、ちょっと検索してみましたが・・・おそろしく未知の世界でした(+_+)

投稿: つぼみ | 2008/07/31 05:46

文化審議会の国語分科会は敬語を細分化するのをやめよ!謙譲語を一と二に分けて、申し上げるが相手を立てる一で、申すが二だなどと言っているが、まぎらわしいことはなはだしい。それでは、申し立てるは一なのかというとそうではなく、申し立てるは全然相手を立ててなんかいないのである。申し入れるや申し開くなどは一の申し上げるに似ているがこれらも全然相手を立ててはいないから二になる。それじゃ申し込むはどうなのかと分類すればするほどますますごちゃごちゃになってわかりにくくなるのだ。敬語は三分類で充分であって、細かく五つも六つも分類しても小学生の負担になるだけでやめるべきだ。

投稿: れいな | 2008/08/01 06:16

つぼみさんは日直のお仕事でお忙しいようですので。

私もよく存じませんが、個人的には特に反対すべきものではなかろうと考えます。
ただでさえ授業数増などの負担を強いられる小学生には厄介なものとなることでしょうが、しかしことは何も初等教育だけの問題ではなく、日本語文化の見直しという点にこそあるわけですから、少なくとも敬語を改めて直視するという試み自体は評価されてよいのではなかろうかと思うのです。

あくまで分類上の問題であって我々の使い方、意味の変容を迫るといった類のものではない、という点にも注意すべきでしょう。

投稿: しゅうしゅう | 2008/08/01 07:28

★れいなさん、こんにちは。
 キーワードからお越しいただいたと思いますが、敬語分類については詳しいところを読み込んでおりません。今後学習してまいります。申し訳ありません。
 敬語も奥深いものがありますね。分類うんぬんということよりも、自然に使えるような言語環境も考えていかなくてはなりませんね。

★しゅうしゅうさん、こんにちは。
 とてもバタバタしていたので、朝食時の急なお願い、失礼しました。
 尊敬語・謙譲語・丁寧語の分類は中学生でも難しい場合が少なくないので、さらに細分化してそれを理解させようとしたら大変だと思うけど、意識していくことはいいのでしょうね。
 以前、一日敬語で過ごそう、と試みて面白かったことがありました。
「校長先生が来なすった」とかね。(^◇^)

投稿: つぼみ | 2008/08/02 10:42

暑い日が続いていますがつぼみさんはお元気ですか?こちらは蜂と格闘しています。家の中に大きな蜂が追い払っても追い払っても入ってくるものですから・・。「憮然とする」「煮詰まる」「檄を飛ばす」これらを正しく理解していた自分に驚きました。年の功というのかしら。暑中見舞いの葉書きは、幼かった昔が思い出されて何度も拡大して見てしまいました。

投稿: かよびー | 2008/08/03 15:13

★かよびーさん、こんにちは。
 暑いですね。今日も一日研修でした。
蜂、大丈夫ですか。お気をつけてくださいね。
 まあ、すべて合っていらっしゃったのですね。
やはり、どこかで変化してきたものなのでしょうか。
 書中葉書、すてきでしょう?まだ書いていないのですけれど。^_^;

投稿: つぼみ | 2008/08/04 21:07

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