あのニュースを聞いて思うこと
伊豆の国道がびっちり混み始める3連休。![]()
多くの学校は終業式を終えたようだけれど、こちらはあとまだ一週間残っている。
どうか猛暑でありませんようにと、かなり真剣に祈ってしまう感じ。
テレビでは、三連休の行楽地の様子が映し出される一方で、
今日行われる教員採用試験のニュースが何度も流れていた。
当然、かつてないほどの注目度だと思う。
ふと、教採の勉強をしていた学生時代の夏の感覚がよみがえってきた。
時事通信社の教職教養の問題集や、お気に入りだった
ペンギン柄の青いノート。試験の日の、白いブラウスの汗ばむ感触も一緒に思い出される。
わたしの場合、新卒は東京都での採用なので、静岡県は受け直さなくてはならなかった。離島の小さな学校とはいえ、6年生の担任をしながらだったのでかなり忙しく、ろくに試験勉強はできなかったのだけれど、専門教養がたまたますんなり分かって、なんとか合格することができた。
縁があると言うことはそういうことかもしれないけれど、
あの時受かっていなかったらどうなっていたんだろう、と考えることもある。
そんな、若き日の思いを重ねながらニュースを見ていると、本当にどうしようもないような気持ちになってしまう。あの県の10倍、16倍、という倍率は、まさに想像を絶する厳しさだと思うけれど、頑張ってください
とエールを送りたくなる。
現場にいると、若い講師の方々にも多数出会う。
静岡の採用試験はすでに、早くに終わってしまったが・・・
同僚として、その仕事ぶりや学級経営などを見ていて、なんとか受かってほしい!!と願っていても、なかなか一次試験を通過できない場合も珍しくない。実際、日々の仕事を熱心に行っていれば、土日があっても勉強はたいへんだろうと思う。
教員免許がとれた段階で必要な学力は保証されている、ということになれば(というかそれを確認して免許を出せば?)また少し状況や方法は変わるようにも思うのだけれど・・・。
・・・ ・・・ ・・・・ ・・・ ・・・
管理職登用にも口利きが・・・と報道されていた。
金品・賄賂は論外として、こちらの事情はまた、新規採用とは異なってくるだろう。
その人の実績や能力、人柄を総合的に判断できるのだから、単に点数による判定ということにはなり得ないと思うし、推薦の過程を含めて、客観性を高めることの難しさも感じる。
ふと思ったことは・・・
職場からの推薦もできればいいのにな、ということ。
こういう人がリーダーになってくれたらという願いが、少しでも反映されたら嬉しい。
尊敬できる上司のもとで働けると、意欲も能力も高まっていく気がするから、
学校現場も活性化するし、何より登用の客観性もより高まるのではないだろうか。
なんて、
慣れないことをあれこれ考える三連休の昼下がりなのでありました。![]()
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コメント
教員採用試験、難関なのですね。
今回の事件やわいせつ教師などなど。
何かと残念な報道が多く、真剣に教育に取り組んでいる先生方にとっては迷惑な話ですよね…
試験成績は良いに越したことはないけれど、人間性や熱意
創造性などなど、現場の先輩方の目にかなった人材の登用も検討して欲しいですよね。
今回の事件、氷山の一角でないとよいのですが…
はっ、いつになく真面目なル・シュクルでした。
)
(自分でもビックリ
投稿: ル・シュクル | 2008/07/20 18:15
本当に、この事件、現職の教師にとっては、やりきれない気持ちでしょうね…。
どうしても、世間の見る目が厳しくなるのは、間違いないですから。
このような慣行が成り立っていたという時点で、制度自体が機能していなかったということなのですから、これを期に、「現代に即した」制度にするべきではないのかな…とも、思いました。
もちろん、その際には、現在教職にある人の意見も取り入れるべきだと思いますし。
投稿: mark | 2008/07/20 19:11
こんばんは。
暑さ厳しき折、お変わりありませんか!?
「あの」ニュース、私も色々な思いを胸に見ております。
新規採用についても、管理職登用についても、まったくつぼみさんと
同じ考え・思いであります!!
現場からの推薦制度・・・大いにグーですよね。
教員一人が沈んだ状態だとクラスの子どもも全員沈みますし、
管理職が○○だと、職場の教職員は全員○○になりますものね。
こちらと違い、あと1週間1学期が続くのですね。
どうぞお体に気をつけて、乗り切ってください!
投稿: パパZ | 2008/07/20 19:26
★ル・シュクルさん、こんにちは。
本当に、報道の性格はわかりますが、全体の信用まで失墜していくようで、悲しいですね。
>人間性や熱意 創造性
本当にそうです。どの仕事にもあてはまるとは思いますが
学業成績と必ずしも結びつきませんものね。
こんなことが他にもあるなら、一気に全部さらされてほしいですよね。
いつになく?真面目なコメントをありがとう、ル・シュクルさん!(^_-)-☆
★markさん、こんにちは。
びっくりしましたね~。ある程度の人数を採用する都道府県ならまずないとは思うのですが。10倍以上であるがゆえの「慣習」だったのでしょうか?信じられませんね。
採用ということはたしかに難しいと思います。より良いいろいろな方法を考えていきたいですよね。今回のことが無駄にならないようにと、願う気持ちです。
投稿: つぼみ | 2008/07/20 21:31
★パパZさん、こんにちは。
>新規採用についても、管理職登用についても、まったくつぼみさ んと同じ考え・思いであります!!
現場からの推薦制度・・・大いにグーですよね
ありがとうございます、パパZさん。書いてから、皆さんどうなのかな、なんて気になっていたので、心強いです。
オフラインだったら、もっともっと溢れそうですけれどね。^_^;
あと一週間、暑さが心配です。授業になるのか、心配。
投稿: つぼみ | 2008/07/20 21:38
教員採用試験に不正なんて本当にとんでもない話です。管理職試験も同様です。しかし,どのようなテストをやったらすばらしい人材を確保できるのか,それもとても難しい問題のような気がします。最近は採用試験の勉強を塾に行ってやる人もいるとか・・・それもなんだか大人としてどうか,という気がするのは私だけでしょうか。
投稿: rusie | 2008/07/20 23:08
教員採用試験は年々厳しくなっていきますね。
私の大学院時代の仲間も多数今年受験していますが、試験でもかなり難問が多く手こずっているようです。まあ難問を出さないと差が出ないのでしょう・・・
講師を経験してから正採用になる方が本県では多いような気がします。教職1年目でやめていく方々が地域もあるようですので、この制度?はいいことかもしれません。
やはり現実を知って正採用の方が成長すると思います。
管理職登用に職場推薦・・・なるほど。
そうなると理不尽なことをいう上司は少なくなるかもしれませんね。
我が校は火曜日終業式。水木金と富山の立山に5・6年生全員を引率して登ってきます!
投稿: hirarin | 2008/07/20 23:58
★rusieさん、こんにちは。
本当におっしゃるとおりですね。
高倍率の中、どのような方法でどのような人を選べば良いのか、多くの県でも悩むところだと思います。
静岡ではこの頃、1次は通ったけど2次で落ちるということがずいぶん増えてきたように感じます。人物重視ということだと思います。
塾もあるのですね。教員養成系大学に比べると普通の大学では対策がとれないからかなあ。切実だとは思うけれど・・・、う~~ん、ですね。
★hirarinさん、こんにちは。
たしかに、教員採用試験の問題を見ると、指導法などは現場でその学年を担当した経験でもないと難しく感じるものなどもありますし、難問も増えているようですね。
こちらではあまり離職は聞きませんが、講師経験のある方は多いと思います。当事者としては身分が安定しないことの不安もあるでしょうが、適性を見極めての採用はお互いに有益ですね。
管理職の件・・・。やはり、評価制度も始まりましたから、いっそう感じるところです。
山に登るのですね!平地でもだらだらしてるので、尊敬です!
投稿: つぼみ | 2008/07/21 07:32
Y大学で教員を目指して勉強中の学生さんたちをたくさん知っています。
みんないいコたち。
どうか受かって採用されてほしい!と思います。
「職場からの推薦もできればいいのにな」という考え、大賛成です。
教育実習の成果や、講師として勤めている時の勤務態度など、ペーパーテストや数分の面接では見えないところが出ますものね。
そちらの夏は観光にはいいけど、住んでいる人たちには難儀なこともあるかと。
あと一週間、と言っても先生は夏休みも出勤ありでしたね。
通勤時はどうか気をつけて運転を。
投稿: ちとせ | 2008/07/21 09:17
氷山の一角だという声を多く聞きます。
残念なことですね。
試験の成績だけでなく、その人の熱意や適性など
よく知る人たちが推薦できたら、というつぼみさんの意見、私も大賛成です。
教育委員会だけが人事権を持つというのも問題ですね。
以前、私のブログで、ニューヨークにいた友人の子供を
通わせていた公立小学校では、PTAが校長先生を公募して選んだ、という話を書きました。
ところ変わればびっくりするものです。
やはり、「開かれている」ということがいかに大事かですね。
投稿: ひろみママ | 2008/07/21 11:07
不正をして合格した人のために、真面目にこつこつ勉強していた人が、落ちているわけですから、けしからんことですよね。
うちの市はこの3連休に試験があります。勉強できる人は多いので、真面目で臨機応変に対応できて、打たれ強い人が合格すればいいなと思います。ちょっとよくばりすぎかな?
でも、最近、学校現場がベテランが減って、新人さんばかりになって、指導するのにしんどいんですよね。
投稿: piano | 2008/07/21 19:39
こんばんは。私は10回少々教員採用試験を受けております身・・・もちろん私の場合は完全なる実力不足です。採用数が少ない田舎地域での、特に少ない社会科系というのもあるのでしょう。
しかしそれらを棚に上げて言わせて頂けるなら、今回のニュースは本当にショックで悲しいものでした。
教育という仕事に熱い思いがあり、また、授業がわかりやすいなど人気もありながら、あきらめざるを得ない人たちもたくさん見てきましたし、その反面本採用になった人ときたら・・・(--;)という人もたくさん見てきましたし・・・いろいろが入り交じったフクザツな思いがしています。
投稿: そら子 | 2008/07/21 22:11
あの大分のニュースは、現場の先生たちにとって悲しすぎますね。
私もかなり前「東京都」の採用試験受けたのですが・・・。
成績にゲタをはかせたらまずいですよね。(
)
当時でも10倍~以上の倍率だった気がしますが二次試験の面接でよくいう「圧迫面接」されたこと記憶に残っています。
人生に傷をつけてしまった先生そして不当に落とされた方それぞれが辛いですね。
子どもたちにとっても悲しい出来事ですね。
投稿: 本屋のオバさん | 2008/07/21 23:14
★ちとせさん、こんにちは。
さわやかな学生さんたち、応援したくなります。
現場で活躍してくださる日が楽しみですよね。
どの仕事でも、採用の難しさというのはあると思うけれど、
その人の人となりをわかって採用できたらいいですよね。
と言っても、学生時代の自分を思い返してみて、それでどうだったかは不安なのですが。
おかげさまで道路、渋滞しています。昨日もお友達との待ち合わせに遅刻してしまいました。(+_+)
投稿: つぼみ | 2008/07/22 05:13
★ひろみママさん、こんにちは。
こちらでは、教員のご子息どころか、聞くところによると教育長のお子さんでも何回も落ちた、ということなども多くて、今回のようなケースは思ったこともありませんでした。
人事というのも難しいと思いますが、「開かれた」ものであるべきだという思い、強くなりますね。
これを機に、各県が、より良い方法をさらに考えていってくれたらいいな、と思っています。
★pianoさん、こんにちは。
まさに、けしからん、ことですね。
どうしてそういうことができるのだろうと思ってしまいます。
>真面目で臨機応変に対応できて、打たれ強い人
理想ですね~!実際そういう人が求められますよね。
でも自分としてもまだまだ自信がないなあ。とくに打たれ強くはなさそう・・・。
静岡でも、団塊の大量退職で新規採用が多くなっています。なんとか年齢バランスを考えて採用を進められないものでしょうかね。
投稿: つぼみ | 2008/07/22 05:22
★そら子さん、こんにちは。
そら子さんの記事も、コメントのお返事も拝見しました。
地域性に加え、高校の社会は離職率も低いでしょうし、毎年本当に大変な思いをなさっているだろうと拝察します。
そうした方々にとっては、こうした事件は、まさに憤懣やるかたないというか・・・深い絶望感のようなものも感じてしまうことだっただろうと思います。それで人生が変わってしまった人もいらっしゃるのですものね。
せめて今後に少しでも生かされることを祈りたいです。
★本屋のオバさんさん、こんにちは。
東京都での採用だったのですね。
「圧迫面接」というのを知らなくて、今調べてみました。圧迫面接の例を見て、信じがたいような思いになりました。就職する気持ちが失せそうですね。
本当に、御本人が知らずにそうした事態になっていた場合の当事者の気持ちも察するにあまりあります。落とされていた人もお気の毒ですが・・。教室はいったいどうなってしまっているのか。あらゆる面で被害の大きさを思いますね・・。
投稿: つぼみ | 2008/07/22 05:34
大分のニュースは、本当にショッキングでした。
日本の将来を担う人を育てていく上で、教育は本当に大事なことだと思います。それなのに、このような事件が起きてしまうとは、ちょっとオーバーかもしれませんが、この国はどうなってしまうのでしょうか??
これを機に制度自体を見直すことも必要かもしれませんね。
つぼみさんの案もいいと思います。
教師に一番必要な資質は、ペーパーテストだけでは決して評価できないと思います。
投稿: ダーバン | 2008/07/22 06:27
教育関係者を父に持ってしまったために
「これじゃ、実力で受かっても、どうせコネだと言われてしまう。親が教員だなんて言えない時代。地元は受けるのやめようかな・・・。」
そう言った娘に対して、夫はきっぱり言いました。
「胸を張って親が教員だと言いなさい。 そして、正々堂々、受けたい所を受ければいい。不正なんてない!実力で受かってきなさい。」
つぼみさんのお母様の投稿記事を読んで
地元に帰って先生になりたいという娘の夢を応援しようという気持ちが沸々と湧いてきました。
投稿: 空音 | 2008/07/22 12:26
★ダーバンさん、こんにちは。
本当にびっくりした出来事でした。
都市部では採用試験の倍率も下がっているうえ、離職率も高く、質の確保が問題になっているという現状もあるようですが、地方では事情はずいぶん異なってくるのだと思いました。
今回のことをきっかけに、それぞれの都道府県でいっそう採用の方法を吟味してくださるといいなと思いますね。
★空音さん、こんにちは。
本校の新規採用の方も、お父様が教員なので、不安になって「何もしていないよね?」と確認をしたと言っていました。
お嬢さんのすっきりしないようなお気持ち、よくわかります。
でも、御主人の言葉、いいですね!同じ県内の教員としてうれしくなります。そうですよ、堂々と、がんばれ~~!!
母の記事も読んでいただき、ありがとうございます。お嬢さんが教壇に立つ日を楽しみにしています!
投稿: つぼみ | 2008/07/23 05:44
教育界にもこのようなことがあったのかと思うと残念です。つぼみさんは教員としていろいろ研究され頑張っていらっしゃるのがこちらにも熱く伝わってきます。「こういう人がリーダーになってくれたら」「尊敬できる上司になって学校現場を活性化させて」このつぼみさんの願いはつぼみさんにお願いしたいです。
投稿: かよびー | 2008/07/23 12:26
★かよびーさん、こんにちは。
今日のニュースでは、学校にも捜査が入っているようで驚きます。
かよびーさん、ご推薦いただき、ありがとうございます。^_^;
ブログでは、偉そうに書いてしまっているかもしれませんが、わたしはまったくそういうタイプではないんですよ。それに、自分自身が実践しない限りは、やりがいも喜びも感じられないタイプです。自分らしさを大切に、今後もがんばっていきたいと思います!
投稿: つぼみ | 2008/07/23 20:55
はじめまして。4月から講師をやっている三島さくら子といいます。教員ってブログ書いてもいいのかな?どこまで踏み込んで書いていいのかな?という疑問を持ちつつ忙しくてブログの更新ができませんでした。(ブログの完成度と更新度がいまいち高くないということもあるのですが、学校では私がブログをやっていることは誰にも言っていません。)夏休みに入り、何となくブログを再会したいなあと思って、さまよっていたら、たどり着きました。いろいろ参考になりました。伊豆にお住まいということで地元ネタも楽しませていただきましたm(_ _)m。また遊びに来させて下さい。よかったら私のブログにもお立ち寄り下さいませ。
「三島さくら子の手作り生活」http://blog.livedoor.jp/qgo18076/
投稿: 三島さくら子 | 2008/07/23 21:26
こんにちは!あの事件は本当にショックでしたよね。
子供たちも被害者ですよね。
大人は汚いと思ってしまうような事件です。
2度と起きないで欲しいですね。
投稿: kussamamatakachan | 2008/07/24 13:07
★三島さくら子さん、こんにちは。
お返事が遅くなりました、ごめんなさい。コメントをいただき、ありがとうございます。近くの方で、うれしいです。
4月からの講師という生活、忙しくも新鮮な毎日だったと思います。
教員のブログで先日も「事件」がありましたね。
わたしは、このブログのことは職場には伝えてあります。仕事のことで書きたいことはいろいろあるけれど、その辺はかなりセーブし、学級通信や研修だよりなど、読み手の見える場で書くことにしています。
これからさっそくコメントにうかがいますね!!
★kussamamatakachanさん、こんにちは。
暑いですね。お変わりありませんか。
本当に信じがたい事件でした。いろいろな意味で、たくさんの被害者がいると思います。
これを機に、どこでも選抜の方法をしっかり見直し、夢も力もある人たちを教壇に送っていただきたいですね。
投稿: つぼみ | 2008/07/26 06:30