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2008/06/01

心にとどく言葉の力・声の力

 本は好きなのだけれど

教育書の活用はあまりうまくなくて(能力の問題か(-_-;)?)

実際に見たり聞いたり経験したりしたことでないと、自分の中におさまっていかない。

 先週末、友達(以前の記事の、品川のスタバのお友達)が誘ってくれた研究会に出かけた。20数名の、「子どもらしさに学ぶ」合宿である。授業記録から、子どもの姿を読んでいく。

愛知から来てくださった、田島薫先生のお話が、心に残った。

 参会者によると、田島先生は、授業をみただけで、その学級のほとんどの子どもの様子を把握なさるという。授業を公開した人は、短時間であるのに子どものことを言い得ていることに驚くのだという。

 先生は、子どもそれぞれの、他とはちょっと違うあらわれ(個性的なエピソード)に目をつけ、そのあらわれの理由を予想して書き出していき、予想が違ったと思ったら修正していく、という作業を(科学的に)繰り返しているのだとおっしゃた。いわゆる優劣とは無縁の、その子自身を見つめる目を感じた。

 見るのはあくまで客観的に、指導は温かく・・・ そうおっしゃった。
(子どもが言ったり書いたりしたものを都合よく解釈するとあぶない。)

 その子の自立の姿をみてそれを援助する。
 つまづくところ、弱いところを思いつく場面を作る。

弱さを思いついた人がたくましく生きていける。盲点を考えられた人は幸せである。(おだててほめて、だけというのはあぶない。) 

聞きながら、教師というより、母親として聞いている自分も感じていた。
いえ、それ以前に、自分自身の生きてきた道をいつのまにか振り返っていた。

教育ということは、その子自身の強さも弱さも理解して進めていくことなのだと、あらためて思い、なにか初心にかえっていく心持ちになった。Mothers

  ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 本は好きなのだけれど、

 文学の素養は乏しい(-_-;)。

 先週、「大人のための読み語り」の時間に参加することができた。

「花楽響」の、原こゆきさん、Kie☆さんの朗読に、揺さぶられた。

 Kie☆さんは、会の主催者でもある高橋三朗氏の「父親参観日」を、朗読用の脚本に仕立て直して読んでくださった。一つひとつの言葉が豊かにふくらんで、紡ぎあげられて、心地よい音声になって心に運ばれてくる。

 時に、くすっと笑いながら・・・ 聞き惚れていた。

原こゆきさんの読んでくれたのは、浅田次郎の「雛の花」。情景があざやかに浮かび上がり、心情の機微が会場をつつみこむ。

 だんだんとこみあげてくるものがあって、・・・ぽろぽろと涙がこぼれた。
静かな感動にひたりきっていた。

 文学って、本当にいい!朗読ってなんてすてき!!

 朗読やりた~~い!

昨日は重松清ファンの友達に紹介された「ツバメ記念日」の中の何篇かを声に出して読んでみながら、自分で泣いていたわたしなのであった。タンジュン・・・(+_+)

 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 教育の言葉、文学の言葉・・・  声には、力が、心がこもる。

その人を感じ、生命を感じ、思いを感じながら、大きな力をわけてもらえる。

 来週末も、思い切って新幹線に乗ろうと思う。
機会を生かして、いろんなことを吸収していける自分でいたいな。いつの日か、伝えられる自分になるためにも。

にほんブログ村 教育ブログへ あじさいの季節になりました。写真は、夫が選んだ義母への母の日の贈り物。この日の「読み語り」には義母も参加していました。(以前記事にしたのですが。)
 お義母さんの朗読も、きいてみた~い!

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コメント

いつもながら拝見すると元気を頂けます!
特に>来週末も、思い切って新幹線に乗ろうと思う。
の所を読んで、なんだかワクワクしました。

投稿: nanaco-bookworm | 2008/06/01 10:32

★nanaco-bookwormさん、こんにちは。
 ありがとうございます!
お知らせしましたように、この会でもnanacoさんとのつながりを確認いたしましたよ。
 自分の中でもいろいろな波があるのを感じているのですが
今はとても吸収したい状態になっています。そういうときは行動してしまうことにしています。ほんの少しでも自分の中に残っていけば、それが小さな種になっていくかな、と思いつつ。

投稿: つぼみ | 2008/06/01 10:54

重松清は私も大ファンで、何度も泣かされました。
重松清のやさしいお話を読んで泣いていると、心の中の悪いものがすべて流されたような錯覚に陥ります。
世の中の人すべてがこの本を読んだら、いじめとか、戦争とか、人を憎んだり恨んだりすることが消えてしまうのだろうにと思ったこともあるくらいです。

私が最も泣いた、そして一番お勧めするのは「卒業」という短編集です。実家で夜更かししながら読んでいたら大号泣して、翌日見事に目が腫れました(笑)そして親に夜更かししたことがバレて怒られましたthunder
つぼみさんの「卒業」を聞いたら、私はまた大号泣しそうですsweat01

投稿: 笹かま | 2008/06/01 12:48

朗読,大好きです。教室で読み聞かせをするとき自分もすっかり話の中に入ってしまってつい涙ぐんだりしてしまいます。
それにしても,つぼみさんはいい勉強会にたくさん参加してますね。うらやましい。
私もそういう機会を作らなくては・・・
自分が学び続けなければだめですよね。
がんばろうっと。

投稿: rusie | 2008/06/01 15:29

つぼみさん、
なんだか、ふくらんでます。
いえ、体がではなく、心が。
そういう人の文章を読むと、こちらも元気が出てきます。
忙しくなりそうなので、体調にだけは気をつけてくださいね。

紫陽花もきれいですが、取り合わせた花の色がよく調和してステキ。
朗読も、文章と声の調和かもしれません。
来週末のことも、またぜひ聞かせてください。
楽しみに待ってます。

投稿: ちとせ | 2008/06/01 15:59

★笹かまさん、こんにちは。
 いいですよね、重松清さん。
>心の中の悪いものがすべて流されたような錯覚に陥ります。
まさに、という感じの表現ですね!うまい。
「ツバメ記念日」は、友達が言っていた「おにいちゃんの帰郷」を読むために借りたのですけれど、すべて珠玉の作品で、よかったです。
 「卒業」よく聞きます。読む機会がまだなかったので、早速予約を入れましたよ。(貸出中でした~。)涙腺緩んでるから、困るかも。
 そういえば・・・娘は、テストの悲惨さに「号泣」でした~。息子にもtelephoneしたとこでしたが、笹かまさん、助けて~~。crying

投稿: つぼみ | 2008/06/01 20:31

★rusieさん、こんにちは。
 いいですよね、朗読。
わたしも、読み聞かせは大好きですが、つい感情が入りすぎて、読んでるのに泣いてしまって、困ることがあります。
 出張という形ではなかなか行けないので、自費で土日ねらいです。ちょっと誰かと会う、とか、お楽しみもセットにしちゃっています。
 学びたい気力にあふれているときと、そうでないときと、波はあるのですけれどね、今は吸収したい時期のようです。
 rusieさんと、どこかでご一緒できたらいいな!

★ちとせさん、こんにちは。
 あら、ふくらんだの見えました?
心身ともに順調です・・・^_^;。
とりあえず、よく食べよく寝ているので、元気にいけそうです!
 どんなものでも、美しい調和が、自然に心に響いてくるのですね。わたしね、自分の中で唯一、ちょっと好きだと思えるものは「声」なんです。生かせたらいいな~、って思ったりして。
 7日には上越新幹線に乗車予定なんです。熱のこもったお話が聞けると思います!

投稿: つぼみ | 2008/06/01 20:44

「朗読」から学び取ること多いですね。
知人に朗読や読み聞かせをしている人がいます。

やはり、大切なポイントは読み人の姿勢と腹筋を鍛えることが大切とか・・・。
学びの場がいっぱいありますね。自分から動いていくことやそこから自分の意識を変えていくこと。
どんなことにもあてはまりますね。現状に甘えず常に貪欲に吸収しようとする姿に刺激を受けました。
梅雨時ですので体調気をつけて!ガンバってくださいませ。

投稿: 本屋のオバさん | 2008/06/03 20:39

★本屋のオバさん、こんにちは。
 読み聞かせ、本屋のオバさんもなさってらっしゃいますよね。
そうか~、腹筋はだめです、鍛えないと、と言いたいところですが・・・無理です。(-_-;)
 自分から動いていきたいと思うときもあれば、それが億劫になってしまうときも来るので、行きたいと思ったタイミングを生かすように心がけています。
 本当に、梅雨入りですね。でも・・・読書には最適ですね!

投稿: つぼみ | 2008/06/03 22:00

つぼみさんは間違いなく文学の素養はありますよ。
書かれている文章が違いますもん。

最近、小説を読んでいなかったので、重松清を買おうかなと思ったのですが、別の本を買いました。ちょっとイマイチだったので、やっぱり重松清買おうかな~
朗読とはいえないのですが、今寝る前に、娘と「夢をかなえるゾウ」を読んでいます。私がガネーシャのところを読んで、娘がそれ以外を読んだり、交互に読んだりしています。娘は「面白い。もっと読みたい」といって、いつも寝るのが遅くなってしまってます。
まあ、これは文学と呼べる本ではありませんが、娘と楽しく音読してます。

投稿: ダーバン | 2008/06/04 05:53

★ダーバンさん、こんにちは。
 いえいえ、まったく自分など足元にも及ばないと感じたひとときでありました。
 重松清の作品、どれもいいですよね~。なんていうのか、世代なのか、感覚がとっても似てる。いえなかった感情をつむいでくれる気がします。
 あ、「夢をかなえるゾウ」、そんなふうに進めてらっしゃるのね。さすが、ダーバンさん。わたしも音読してみようかな~。
でもな~、娘も忙しいし、夫と・・・\(-o-)/?

投稿: つぼみ | 2008/06/04 21:58

こんにちは!
深いですね。色々と考えさせられます。
音読子供のばかり聞いていますが、たまには私も読んであげたいなと思いました。

投稿: kussamamatakachan | 2008/06/05 11:13

★kussamamatakachanさん、こんにちは。
 ありがとうございます。
育てるということは、難しいことだけれど、未来を準備するという気持ちをもっていたいな、と思います。
 音読、大人がするのもいいですよね。聞きたいし、読みたいなと思います。

投稿: つぼみ | 2008/06/06 05:21

つぼみさんはいつも前向きに、そしてそこで出会うものを自分なりに吸収して成長しているんだなとブログを見ていて思います。自分自身を高め教師としても大きくなっていくつぼみさんがこれからどう変化していくのか楽しみにしながら見守りたい気持ちです。私もお年寄りの方たちと作文作りをするのですが、ほろっとするような文章に泣かされることも・・・。朝起きて一番にしたことから書くというテーマでは「顔を洗うとき、いつもは冷たく感じる水が今日はなんだか温かい。昨日の娘の電話がすべてを温かく穏やかにしている・・・。」子どもたちと離れて暮らす独り暮らしの八十歳の婦人の文です。なんだか切ないですよね・・・。

投稿: かよびー | 2008/06/06 12:25

★かよびーさん、こんにちは。
 おほめにあずかり、光栄です。
実は今は、明日の勉強会にそなえての前泊で、
学生時代の友達(中学の教員)と熱く語り合っていたところです。
 同じ出来事でも、心に映る様子はさまざまですね。
「冷たく感じる水があたたかい」・・・心にしみる思いです。

投稿: つぼみ | 2008/06/06 23:43

ダーバンさんと同じです。
つぼみさんの記事を読んでいると川が流れるようにさらさら
した感じでせせらぎの音まで聞こえてくるように心地よいです。

心に浮かんだ何かや自分が見たこと、ものをさらさら言葉に
なさっていてすごいなあ、さすがだなあといつも感じます。

英会話の勉強しています。英語の前に日本語だ(汗)・・・
と改めて感じます。子ども達はなおさらかな、と思います。

今夜は久々に読み聞かせタイムでも設けてみようかな。
(付き合ってくれるかしら^^;)


投稿: くるみ | 2008/06/10 13:51

★くるみさん、こんにちは。
 ありがとうございます。
心地よいと言っていただけるの、とてもうれしいです。
でも、自分でさらさら書けたときはいいけど、なかなか書けなかったものは、どうもよくないのですよね、まだまだです。
 小学校でも3年から英語が入りそうです。悪い事ではないんだけれど、なんだか、いろんなものが半端になっていくようにも感じて・・・。
 読み聞かせ、今日は1年生の教室でしてきました~!

投稿: つぼみ | 2008/06/12 20:34

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