さだまさしの「Mist」コンサート
一昨年に、新書「本気で言いたいことがある」を読んだ。
去年は、「精霊流し」や「解夏」を読んだ。家族旅行は長崎だった。
むか~しよく聴いていた「夢供養」のCDが図書館にあったので、借りて車でかけていたら、さださんのコンサートに行ってみたくなって。
・・・年末にチケットをとって、この日曜日、さだまさしコンサートに出かけていった。
ぎりぎりだったから2階席だったけど、顔を見るのが主たる目的ではないのでよしとした。^_^;
「Mist」というアルバムのコンサートツアー。
「大人のフォークは、熱いけど、切なくて、楽しいのに、泣けるし、しみる!」
という言葉の通りのコンサートだったと思う。
オープニングは懐かしい「道化師のソネット」。学生時代、彼(夫)や友達と観にいった映画の主題歌。突然、青春時代に舞い戻る。
「白雨」、「眉山」、「雨やどり」、そして「案山子」。
♪ 元気でいるか 町には慣れたか 友達できたか
さびしかないか お金はあるか 今度いつ帰る
トークを織り交ぜながら歌い上げられていく数々の曲にひたりきり
心がやわらか~く開かれていくような気持ちになって、涙がじんわりあふれてくる。
高校の頃、さださんの歌の影響で古典的な言葉が好きになったと思うのだけど
本当に彼は、優れた言葉の使い手だと思う。
ステージトークは抜群。よくモノを知っていて、ユーモアに富み、さりげなく主張がこめられている。そのバランスが、とても楽しく、心地良い。
この日印象に残ったのは、日本語を大切にする彼の、「言葉の体温」という表現。
思いをのせて語るということは、やっぱり自分も、一番大切にしていきたいことだと、あらためて思った。
世代から世代へのバトンがうまく伝わっていないとも話していた。母親も、きちんとした話し方ができなくなっている、ということの例として出された話↓に・・・笑。
その日、食事をとっていた富士宮やきそばのお店で、後ろにいた親子連れの会話に、さださんが驚いたというのだけれど、その母親の一言というのが
「食うの、はやくね?」
思わず、爆笑(^◇^)の会場であった。(ありそ~~。言いそ~~。^_^;)
さださんの歌は、詩を味わって聴くことが多いのだけれど、ご本人曰く、「歌詞は妥協の産物」なのだという。メロディにのせて歌うために、ジグソーパズルのように言葉をあてはめていくのだと言った。プロの厳しさがのぞく。
懐かしい「加速度」や「主人公」、Mistの「都忘れ」、「赤い月」、「窓」・・・
ずっとずっと聴いていたいと思った。
♪幸せになろう いつか必ずとみんなで歌いながらコンサートは終わっていった。
熱いけど、切なくて、楽しいのに、泣けるし、しみる「Mist」にしばらくひたりそう。
それと、「言葉の体温」を育てることにも・・・ちょっと熱くなりそう、かな。
翌日の職場で、この「Mist」コンサートに行っていた同僚が二人もいたと知ってびっくり。
帰りの電車で読んでいた文庫本「噺歌集」(ステージトーク集です)にのっていた原田泰治さんが夕刊のニュースにのっていて、またびっくり、・・でした。
それにしても、あの頃の歌、歌い手、フォークソング、・・・いいですよね?♪
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