命を繭に・・・カイコの思い出
ダーバンさんのところや、春さんのところで カイコの記事を読んで、今日はちょっとカイコの思い出。
カイコに興味を持ったのは、高校時代の友人のお子さんが、3年生の時に総合的な学習でカイコについて学習したということを聞いたときから。(総合では先駆けともいえる私立のW小です)
夏に我が家に遊びにきた彼女は、カイコの素晴らしさを熱く語っていた。
それからほどなくして、伊豆の松崎というところが、カイコで有名だったことを知ることになった。カイコで、というか、養蚕、生糸に関して有名だったのである。
松崎を訪れると、「繭の資料館」という、とても小さな資料館があった。皇后陛下も御忍びでみえたというこの資料館。
こじんまりしているけれど、ご夫妻はとても温かく親切な方で、いろいろなことを教えてくださった。
そのとき撮らせたいただいた写真のが、2000年に作成したページからの、これです。粗い。(クリックしても大きくならなくてごめんなさい。娘はまだ2年かな?)
その後いろいろあって・・・(略)15年度に6年生をもったときに、歴史の学習か何かがきっかけで、カイコを飼おうということになった。いっぱいいたなあ・・・。毎日たくさんの桑の葉を持って来てくれる男の子もいた。農家の方に、昔使っていた道具もいただいた。
たくさんの繭ができた。
黄色い繭は、種類が違うもの。
糸取りをすると、果てしないほどの絹糸になった。
この繭玉は、カラカラと音がする。
カイコのなきがらが入っているから。・・・
繭玉で作った、子供たちの繭細工。
とても心が癒されて、いつまで見ていても飽きることがなかった。

当時の用務員さんは、お掃除の手を休めて、嬉しそうに、ずっと微笑みながら見ていた。
福祉協議会や、地区の展覧会でも、とても好評だったっけ。・・・
義母が語っていた。
「むかしは、おカイコさまと言ってねえ、座敷で大事にされていたのよ。
大きくなってくると、桑を食べる音がよく響いてねえ・・・。」
桑の木にも、長い歴史があるのだろう。
ありがとう、おカイコさま。
なんだかそんな気がして、どこか郷愁にも似た気持ちで、カイコを思い出すのである。
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コメント
つぼみさんこんばんは。
人間の生活のために犠牲になる命を思うと、なんとなくセンチメンタルな気分になりますね。やはり、蚕は繭から取り出しては生きられないのでしょうか?
糸をとるときにぐつぐつ煮てしまうんでしたっけ?
いずれにしても先人の知恵、大切にしたいものですね。
投稿: ばんりぱぱ | 2006/06/26 22:29
わがやのおばあの実家でも「おかいこさま」を飼っていたそうで、
桑の葉をたべる音の話を今でも懐かしそうに語っています。
繭から糸がとれ絹になるなんて、いったい誰がためしたのでしょうね・・・。麻糸、綿花、羊毛・・・、自然界に感謝感謝ですね。
つぼみさんの今日のUP!きれいな色ばっかりでとっても楽しくなりました。ありがと!
あっ、写真のテクニック、役立てますね~~~!
投稿: しんみこ | 2006/06/26 22:33
カイコ、、、田舎で飼ってましたよ。
春蚕、夏蚕、秋蚕って、年に数回育て上げました。お蚕さん、、って人間より扱いが上なんですよ。シーズンになると、家の中の家族の生活スペース以外の畳を全部取り払って、お蚕様の屋敷にします。この時期は客間がなくなります。
そう言えば、実家で最初に扇風機を買ったのは、お蚕さん用でした。思えば、実家にいる時に扇風機を使った記憶がないなあ。ま、無くてもなんとかなる環境でしたけどね。
語りだすときりがないのでこの辺で。
投稿: たむさん | 2006/06/26 23:00
こんばんは。
恥ずかしい事にホタルもそうでしたけど、カイコも実際に見たことが無いです。
桑の木もどんな木なのかワカラナイ・・・。
なんかの機会に見てみたいな~。
勿論、絹糸になるってことは知ってました。
投稿: チイ | 2006/06/26 23:28
カイコ飼ったことがありません。
太平洋側は結構盛んかのかもしれませんが、日本海側はあまりないような。
ぜひ総合学習でやったみたいですが、やっぱり大変なんでしょうね。
投稿: hirarin | 2006/06/27 02:46
★ばんりぱぱさん、こんにちは。
人のために、改良を重ねてできた生き物・・・ということでしょうか、哀れな宿命を感じます。たしか、繭を破ってカイコ蛾になっても、長くは生きられないんですよね。・・・ありがとう、ですね。
★しんみこさん、こんにちは。
やはりおかいこさま、飼っていたんですね。懐かしいもののようですよね。 この時の繭細工。とってもちいさなものなんですが、驚くほどの癒しの力を持っていました。子供たちのつけた色も、すてきです。
★たむさんさん、こんにちは。
実際にそんな思い出をお持ちなんですね~!いいですね~。
やはり、おうちの中での一番の稼ぎ手だたっということなんでしょうね。扇風機もおかいこさまのため。・・・でも、カイコをお蚕さん、と呼ぶところに、昔の人の、畏敬の思いや素晴らしさを感じますね。
投稿: つぼみ | 2006/06/27 04:45
★チイさん、こんにちは。
わたしも、このときが初めてだったの。
でも、一度経験するといいと思う。繭の資料館で、卵をもらえるかも。今なら桑がある時期だから、お子さんたちと試すにはいい時期です。・・・たくさんのことを感じさせてくれますよ。(#^.^#)
★hirarinさん、こんにちは。
日本海側はあまりないのですか、カイコは比較的いつでも育つので(ただ、桑の時期に合わせるのが一番いいようですが)、できないことはないという気はしますが・・・。学びの広がりも楽しいものです。うちわも作れるし…近代工業にもつながりますね・・・。
投稿: つぼみ | 2006/06/27 04:51
おはよ~です。
繭ですね。とてもキレイです!!
私が小さい頃に、母親も「おカイコさま」の話しをしてくれた事が
ありました。今、私の住んでいる近くに母の実家がありますが、昔は、この周辺でもあったようですね。私も直接は、見たことないのですが、なんとなく「おカイコさま」という響きが懐かしさ(?!)みたいに感じられます。いつも、感心しますが昔の人の知恵は、凄いですよね。。。
投稿: eimeis | 2006/06/27 05:11
素敵な思い出をありがとうございます。
黄色いカイコがあるのもビックリでした!
うちの娘も繭細工作ると思います。
繭は冷凍すると言ってました。
「繭の資料館」ぜひ行って見たいです!!
リンクもしていただいてありがとうございました。
私もトラックバックさせていただきました。
投稿: ダーバン | 2006/06/27 06:51
ア~カイコ懐かしいです
子供が小さい頃にカイコを飼ったことがあります
桑の葉っぱをお隣さんに頂いて育てました
葉っぱを食べる勢いは凄いんですよね
繭ができて学校へ持って行きましたが
その後どうなったのか,わからずでした
繭細工!!可愛いですね(^.^)
投稿: すみれ | 2006/06/27 14:23
こんばんは! 繭細工、いいですね~!!
3年位前に、地域の小学生たちと公民館で羊毛のフェルティング体験をしました。そのとき、一緒に繊維について考えてもらおうと、綿花と繭を用意して触ってもらったんです。羊毛も、動物園から刈っただけのヒツジさんの毛をお借りしておきました。脂っこくて、草もいっぱいついている汚れた原毛と、何度も洗ってすいてあるきれいな羊毛と、さわって比べていました。
みんなの着ているものが、どんなものからできているのか・・・、とても大切な学びのひとつですよね~!!
投稿: mamma | 2006/06/27 17:08
追記です!
ちなみに皇室では、代々稲作を天皇が、養蚕を皇后がなさるという伝統があり、今でも受け継がれているそうです。
古代、稲作が男性の仕事、養蚕が女性の仕事だったのでしょうか?
衣・食という生きていく上で大切な仕事に、子どものうちに触れておいて欲しいなあ~と思ってます。
投稿: mamma | 2006/06/27 17:26
★eimeisさん、こんにちは。
やはりお母様も、おかいこさま、の経験をされてらっしゃるんですね。本当に、昔の生活がしのばれます。
息子さんと、来年あたり、チャレンジされたらいかが~~??
★ダーバンさん、こんにちは。
繭細工、いいですよね。娘さんが作られたら、ぜひぜひアップしてくださいね。そうそう、冷凍をしておくといいそうですよね。
「繭の資料館」、今年の夏にはおススメのスポットかも。
★すみれさん、こんにちは。
やはり、育てられた経験あるのですね。
五齢くらいになると、ものすごい勢いで桑を食べますよね。
繭細工、とっても小さいのに、・・・すてきなんですよ。
投稿: つぼみ | 2006/06/27 21:01
★mammaさん、こんにちは。
羊毛のフェルティング、いいですね~。
羊にさわりにいったときの手触りを思い出しました(*^_^*)
綿花、繭、原毛、羊毛・・・う~ん、いろいろな繊維、なるほど、です。
養蚕が皇后様のお仕事とは知りませんでした。衣と食、生きていくうえでの、基本的な営みに、ふれるって、本当に大切なことですね。
投稿: つぼみ | 2006/06/27 21:08
春さんやダーバンさんのところでも目に涙をためて見ました(;_;)
何か今精神的に凹んでいるせいか、この「おカイコさま」の写真の
数々を見ていたら・・・人間ってなんてちっぽけな存在なのかなぁと
思ってしまいました。生命の神秘と感動をありがとうございます。
投稿: パパZ | 2006/06/27 21:56
そんな生命の神秘があったなんて~
数年前上海に行った時、「繭工場カイコ見学」がついてたの。
すんごく臭くて、バー--ッと走り抜けた私って…
えーん。おカイコさま。
臭いって言ってごめんなさい。。
投稿: ル・シュクル | 2006/06/27 22:10
★パパZさん、こんにちは。
いつも明るい感じのパパZさん、なにかあったのかな・・・。気になります・・・。気持ちが少し弱くなっている時って、自然のものや、けなげなものに、いつも以上に心が動かされるようにも感じます。パパZさん、元気だしてくださいね。(#^.^#)
★ル・シュクルさん、こんにちは。
あの、独特のにおい、わかります~~。たぶん、茹でたときのものじゃないかな~。わたしも、あのときだけは、参りました・・・。そうか、養蚕はむしろ大陸から来たのですものね~。
生命の神秘ですよ~~。おカイコさまをよろしく~~。
投稿: つぼみ | 2006/06/28 05:09
繭は白と 決め付けていたのでびっくり
微妙に色合いも違うのね
投稿: おかん | 2006/06/28 09:08
つぼみさん、こんにちは~。リンクしていただきありがとうございます。このような資料館があるのですね!子どもたちの作品もかわいらしい・・・。それに黄色の繭は、初めて見ました。
モウモウは、蛾にして死んだらがっかりするでしょうねぇ。でも茹でられない彼女の気持ちを大切にしたいと思います。ブンブンは2年前、すごーく可愛がって育てて、平気で茹でてましたが^^;
投稿: 春 | 2006/06/28 14:49
★おかんさん、こんにちは。
記憶が定かではないんだけど、茶色っぽいのとか、他にもたしかいろいろあったと思います。そう、色合いも違うよね。
★春さん、こんにちは。
かなりマイナーな資料館で、たしか200円くらいの入場料だったような・・・。茹でられない気持ち、わかります。家畜とペットの違いのようなことでもあるのだろうけど、愛情を感じちゃいますよね。
投稿: つぼみ | 2006/06/28 22:16